おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
今日(4月9日)は、これから福岡に向かい、 アドラー心理学ベーシック・コース を行ってきます。
次の九州地区での開催は9/3.4.17.18(土日)の 熊本コース です。
昨日(4月8日)は、2つの独立行政法人国立病院機構附属の看護学校のテキストの送付で竹内さちこさんは、おおわらわでした。
計144冊も私の『人間関係が楽になる アドラーの教え』(大和書房、1,400円+税)を「人間関係論」の講座で使っていただくのです。
ありがたいことです。
増刷続きのご案内に続き、今度は通信教育のテキストのニュースが PHP研究所 企画制作部の田中さんから舞い込みました。
『リーダーのための心理学 入門コース』(監修:岩井俊憲、執筆:岩井俊憲・宮本秀明・永藤かおる)

発刊から2年数か月ぶりです。
さて、発売されてからだいぶ経って『幸せになる勇気 ― 自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ』(岸見一郎・古賀史
健著、ダイヤモンド社、1,500円+税)を読み終えました。
率直に言って、前作の『嫌われる勇気』ほどのインパクトはありませんでしたが、
(1)言葉を明快に言い切ること、
(2)教育の目標の「自立」の入り口を「尊敬」に置いていること、
(3)「愛」についてエーリッヒ・フロムの『愛するということ』(紀伊国屋書店)でうまくカバーしていること、
などとても学びが多かったです。
ただ、あれほどアドラー心理学に染まった青年が『嫌われる勇気』から3年後に教師になって哲人のもとを訪ね、挑発的に絡む構成には、かなり違和感を覚えました。
もしかしたら、この本のことは別の機会に詳しく感想を書くかもしれません。
◆『幸せになる勇気 ― 自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ』を読み解きながら「この頃 アドラー心理学に関して思うこと」と題して4月24日(日)11:00~13:00に アドラー心理学ゼミナール で私が語ります。
ただし、受講者が予約で満杯で、これ以上研修室に収容が不可能です。
申し訳ありません。
最近、アドラー心理学の人気がもうひと山来ている感じがします。
「そんな時こそ考えたいアドラー心理学の本質は?」というような思いで雑感風に語ります。
質疑応答の時間もたっぷり設けます。
◆『嫌われる勇気』によって火がついた「アドラー心理学ブームについて」2014年の3月から6月にかけて24回も書いています。
土日の2日間で気長にお読みください。
3月18日 アドラー心理学ブームについて(1)
3月19日 アドラー心理学ブームについて(2)
3月25日 アドラー心理学ブームについて(3)
3月29日 アドラー心理学ブームについて(4)
3月30日 アドラー心理学ブームについて(5)
3月31日 アドラー心理学ブームについて(6)
4月3日 アドラー心理学ブームについて(7)
4月5日 アドラー心理学ブームについて(8)
4月7日 アドラー心理学ブームについて(9)
4月9日 アドラー心理学ブームについて(10)
4月11日 アドラー心理学ブームについて(11)
4月12日 アドラー心理学ブームについて(12)
4月14日 アドラー心理学ブームについて(13)
4月15日 アドラー心理学ブームについて(14)
4月17日 アドラー心理学ブームについて(15)
4月18日 アドラー心理学ブームについて(16)
4月22日 アドラー心理学ブームについて(17)
4月24日 アドラー心理学ブームについて(18)
4月25日 アドラー心理学ブームについて(19)
4月27日 アドラー心理学ブームについて(20)
5月1日 アドラー心理学ブームについて(21)
5月4日 アドラー心理学ブームについて(22)
5月9日 アドラー心理学ブームについて(23)
6月17日 アドラー心理学ブームについて(24)
<お目休めコーナー>4月の花(9)

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