おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
ゴールデン・ウィーク初日の昨日(4月29日)は、10:00~18:30に 12人の受講者を対象に SMILEリーダー養成講座 の初日を行っていました。
詳しい様子は、明日のブログでご紹介します。
さて、『スタンフォードの自分を変える教室』(ケリー・マクゴニガル著、神崎朗子訳、だいわ文庫、740円+税)に続く生活習慣を変える本の紹介です。
両方読んで実践すると、あなたの生活習慣は一変します。
『先延ばしをやめる本』(和田秀樹著、だいわ文庫、650円+税)
私には身に覚えがある先延ばしのことだけに学ぶことが多々ありました。
「『先延ばし』とは、やり方や人生の態度の問題です。
「ものの考え方が堅すぎて完全主義であるとか、手を抜けるところで手を抜かない、実行力が足りないなど、生き方・考え方・やり方の間違いが、要素として複雑にからみ合っているのです。
しかし、これらはすべて改善可能です」(P.189)
がこの本のエッセンスです。
和田式勉強法の知見に行動療法、森田療法などの活用によって、本当は能力があるのに先延ばしをしている「完全主義者の人」は、いかにもったいないことをしているのかに気づくことでしょう。
こんな人に和田氏は、「完璧を目指すあまり締め切りに間に合わなければ、ちっとも意味がない!」と警告します。
また、いつまでも実行に移せない「計画倒れの人」には、「計画は実行するためにあると知ろう」と耳の痛いことを書いています。
私自身は先延ばしに効果的な行動療法的アプローチが参考になりました。
行動療法には、どうしても「アメとムチ」を伴いますが、自分が自分に与えるアメとムチは、他者に対する操作・支配とは違うので、時間厳守の習慣をつけるためには有効です。
この本に基づく「先延ばし」をやめる習慣を5つにまとめると、次のようになります。
1.やるべきことを先延ばししない習慣をつける
2.スケジュールは、時間でなく量で立てる
3.「決めた時間が来たら必ず始める」という習慣をつける
4.先延ばしにする自分に対しては、きちんと罰を与える
5.うまくいったときには、きちんと自分に賞を与える
もっと詳しく知りたければ、このブログを読んで先延ばししていないで、さっさとこの本を読んで実践してください。
◆アドラー心理学の立場から自分自身を変える内容で『女性自身』に書かれた過去記事を次のとおり読むことができます。
是非ご覧ください。
・アドラー式ダイエットで「ヤセられる性格」になる方法
1月14日(木)6時1分配信

・アドラー式心理学で「節約できる性格」になる方法
2月12日(金)6時1分配信

<お目休めコーナー>4月の花(30)

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