おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(2月14日)は第77期 アドラー・カウンセラー養成講座 の2日目を行っていました。
冒頭、受講者の質問に対して丁寧に回答しました。
いきなり質問されたことに答えるのではなく「ソクラテス式対話技法」を用いて質問に対して質問を投げかけ、そのことで核心に迫るやり方です。
「ソクラテス式対話技法」については、ペルグリーノ博士から1日のワークショップを受けているので、他の情報も収集しながらまとめたいと思っています。
メインは、ライフスタイル調査表の収集の仕方のデモンストレーション、2人一組での収集でした。
さて、本日のメインの話題は、こちらです。
ダイヤモンド・オンライン(2/11)に「自己肯定感低め」の人が、自分を無理やり褒めるのは逆効果なワケ (山根洋士:心理カウンセラー)という記事が載っていました。
結論から言うと、自己肯定感を得る第一歩は、「正しく自分を認知すること」とし、「自己肯定感低めの人」に見られる思考や行動の3つのタイプについて紹介しています。
(1)適応反応タイプ
(2)逆転反応タイプ
(3)抵抗反応タイプ
「『自己肯定感低め』の人が、自分を無理やり褒めるのは逆効果なワケ」の項では「本当に自己肯定感が低い人は、褒めるところを探す一方で、『褒められないダメな自分』も意識してしまったりするから」と書いています。
最後は「ありのままの自分を受け入れる『自己納得感』が重要」と結論づけています。
となると、「自己納得感=自己受容」と理解してもいいわけで、アドラー心理学ベーシック・コース でお伝えしている「精神的な健康」の「自己受容」の重要感が増してきます。
自己受容
・ 自分に欠点があったとしても自分を受け入れている。
・ 自分の長所も短所も知っている。
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