おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
1.昨日は大阪に出張し、大阪府立高校PTA協議会第5ブロックの保護者、教師110人ほどを対象として「コミュニケーションに活かすアドラー心理学」と題した夕陽丘高校で講演を行ってきました。
ご紹介はオンライン開催アドラー心理学ベーシック・コースを昨年受講された住友化学の馬場さんでした、
馬場さんから布施高校PTA会長の谷口さんにバトンタッチされ、布施高校の澤田校長との見事な連携で完璧な運営となりました。
講演開始と共にあまり交流のない人と2人一組になることをお願いしたら、フットワークよく応じてくれました。
このところ大阪らしかったです。
講座の内容は以下のとおりでした。
(オリエンテーションとリレーションづくり)
1)聴き上手のコミュニケーション
#聞く、聴く、訊くの違い #コミュニケーションとは
2)日本の高校生の置かれた状況
#日本の高校生の現状 #思春期 #勇気くじかれ環境
3)勇気づけのコミュニケーション
#勇気づけと勇気くじき #勇気づけの技法 #ほめると勇気づける
(全体総括と質疑応答)
「オリエンテーションとリレーションづくり」では、2人一組で取材式の自己紹介を行い、討議に加えて勇気づけの演習を交えて展開しました。
ノリノリでした。
「聴き上手」に反する「ニーズなきところにサプライしないで」の趣旨で朗読をお願いした「聴いてください」にはかなりの反響がありましたので、そこにたどり着くスライドをご紹介しておきます。
(ご関心のある方は是非)
関東地方で講演をする際に滑りやすいジョークに対しても、笑いが出ました。
このところについては、澤田校長が「ユーモアを交えた講演」というかたちで謝辞を述べてくださっていました。
やはりこの地は大阪、私も上機嫌で会場を後にすることができました。
ところで、一番最後の質問で不登校についての質問が出たので、関連記事を紹介します。
◆不登校児を支援するために私は、このブログで「不登校に贈る応援歌」として10回連載しています。
不登校の支援は私がアドラー心理学を学び活用する原点でした。
ヒューマン・ギルドを設立するまでの1983年4月から1985年3月まで、私は不登校の子どもたちとその親たちを支援する民間施設で働いていたことがあるからです。
1983年5月から3年近く、不登校(家庭内暴力もあり)から高校中退に至った子を家に預かり大学にさせ進学を支援した経験もあります。
ご関心のある方は、お読みください。
2015年12月19日 不登校に贈る応援歌(1):踊り場が必要
12月22日 不登校に贈る応援歌(2):あの人も不登校だった!
12月23日 不登校に贈る応援歌(3):私もプチ不登校だった!
12月28日 不登校に贈る応援歌(4):そもそも不登校って?
2016年1月 9日 不登校に贈る応援歌(5):苦しまずに学校に行かない選択
1月14日 不登校に贈る応援歌(6):苦しまないでできること
1月19日 不登校に贈る応援歌(7):不登校に言及した本の紹介
1月30日 不登校に贈る応援歌(8):「学校に行きたくない」と言われたら・・・・
2月 2日 不登校に贈る応援歌(9):役に立っていると考えられないか?
2月11日 不登校に贈る応援歌(10):パートで社会性を養う
2.こちらは今週金曜日の講座のご紹介です。
銀座百年大学主催「使いこなせるアドラー心理学」シリーズ第6回目(最終回)を次のとおり行います。
日時:12月1日(金)18:30ー20:00
タイトル:「勇気づけの実践」
内容:この回は「実践」に徹底的に重きを置いて、日常生活に『勇気づけ』をどう活用していったらいいかについてしっかりお伝えします。
勇気をくじかれやすい環境下で自分自身と他者への勇気づけの具体的なスキルが身につきます。
この回のみのご参加でも十分理解できます。
担当講師:岩井俊憲(有限会社ヒューマン・ギルド代表取締役)
開催:対面・オンライン(ZOOM)によるハイブリッド開催
受講料: 当日対面およびオンライン参加 3,000円(税込)
講座会場およびお問い合わせ先:土屋グループ 銀座ショールーム
東京都中央区銀座3丁目8-10 銀座朝日ビル3F(地下鉄銀座線「銀座駅」A12出口 徒歩3分)
【電話】 03-5579-9981 0120-406-211
◆ご確認とお申込みは下記のURLから
↓
https://www.hometopia.jp/event/ginza_833/
(クリックして勇気づけを)
<お目休めコーナー> 11月の花(26)