アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月14日)のメインイベントは、ELM勇気づけトレーナー、ELM勇気づけリーダーのためのELM勇気づけリーダー・マニュアルの改訂部分の説明会でした。

参加者は68人。

ヒューマン・ギルドの取締役研修部長の永藤かおるさんがメインで、私は最初と最後の挨拶と一部のご質問にお答えしました。

こちらがハッとするようなご質問、ご意見があり、大変有益でした。

当日ご参加の方々は、全員ヒューマン・ギルドの会員で、あらかじめELM勇気づけリーダー・マニュアルを入手してのご参加で、あらかじめかなり読み込んでいる方もいらっしゃいました。

ここでお願いです。

ELM勇気づけトレーナーの方で、ELM勇気づけリーダーを育てている方や、お知り合いにELM勇気づけトレーナー、ELM勇気づけリーダーがいてこの機会をご存じない方には、是非あと2回この説明会があることをお知らせください。

△ 6月23日(火) 13:30~15:00
〇 6月27日(土) 13:30~15:00

ヒューマン・ギルドでは、メルマガ、ニュースレター、私のブログなどでそれこそ何回も何回も今回の改訂について書いているのに、「どこに書いてあったのですか?」というような方がいらっしゃいました。


なお、説明会の最後には

人の成長を支援する研修講師とは~オンライン研修で最大限受講者のためになるように

を「お勧めの講座」として紹介しました。

日 程:6月20日(土)13:30~16:30
講師:佐野タケヒロさん(ヒューマン・ギルド 総合ファシリテーター、テイクヒーロー・ジャパン 成長支援コンサルタント)
受講料:5,500円(税込)

ELM勇気づけ講座をお伝えする人ならば必須の講座です。


最後に、ELM勇気づけ講座テキストの最初を飾る私の言葉をコピペしておきます。

「勇気づけ」にかける私の想いが伝わることでしょう。

「勇気づけ」を学ぶ

 このたびは、勇気づけを学ぶ場にお越しいただきありがとうございます。

まずは、このELM(勇気づけ講座)のプログラムを開発・普及に従事している立場から勇気づけが求められる背景、勇気づけの普及の方法などについてお伝えします。

新聞やテレビの報道によれば、このプログラムが開発された2009年当時から子どものいじめ、虐待、不登校、ひきこもり等々が後を絶ちません。
自殺者数は、全体的にピーク時よりは減少しても、子どもの自殺が減ることがありません。

私たちは、これらのことに関してアドラー心理学の立場から「勇気欠乏状況」との認識を持ち、その打開策を考え、実践にまい進してまいりました。

 この認識について別の表現を用いると、「勇気」と「つながり感覚」の欠如に根本原因がある、と想定し、困難を克服する活力である「勇気」と、人と人、人を取り巻く環境との「つながり感覚」を高めることをしないで対策を施しても皮相なものでしかない、と捉えて、現在もまた同じ思いを持ち続け、プログラムの普及にまい進しています。

令和の時代に入っても、この混迷の日本の家庭、学校、職場などの各分野で、相変わらず「勇気」と「つながり感覚」が求められ、ますますそのニーズが高まっています。
そこで、より普及の速度を高めようと改訂を試みました。

展開の仕方は、従来と変わりがありません。
では、誰がどうやってそれを可能にできるのでしょうか?
それは、その必要性を誰よりも強く感じているあなたが当事者となって普及する方法をお勧めします。

方法は簡単です。
あなたの関係先の人に勇気づけのための時間を最低30分いただき、ここで学んだことをお伝えになれば、その手がかりを与えることができます。
また、6時間いただければ、その全体像を把握してもらえます。 

この勇気づけのプログラムは、30分を1つの単位とするプログラムが12単位用意されています。

あなたの身近な人たちに、まずはどこかのプログラムを味わってもらい、もっと関心を持ってくださったら、次のプログラムをお伝えくださればいいのです。

ただ、これだけは忘れないでください。
それは、あなたご自身が勇気を持って勇気づけを実践してほしいのです。
最大の商品価値は、このプログラムではなく、あなた自身だからです。

あなたが勇気を持って実践し、勇気を持って語ってこそ価値が高まるのです。

あなたに大いに期待しております。

2020年5月
ヒューマン・ギルド  代表 岩井 俊憲


コロナ禍にあって「勇気欠乏状況」は、まだまだ蔓延しています。

そんな中、ほんのささいな勇気づけでも、できるのは、あなたです。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>6月の花(15



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

雨の日の昨日(6月13日)は、コンビニ、スーパーにカミさんと行く以外は家でじっとしていました。

ただ、14:00~15:00は、九州エンカレッジ隊主催の

アドラー心理学 勇気づけの関わりで家族が幸せに生きる講演会

の長崎県の会場の状況を見ながらZoomでやりとりをしました。

上野みゆきさん   有馬久美子さん 岩井俊憲
人援隊 藤島さん  平川明子さん 下田真実さん 石木尚子さん

このグループは8月1日から5日までの私を次の講演のためにお招きいただく実行部隊です。

8月1日(土)岡山開催の

自分創め、スタート! アドラー流 自分の“魅力”と“自信”を見つけ出す方法~岩井俊憲氏特別セミナー

のメンバーの有馬久美子さんも特別参加してくださいました。

なお、開催地と講演テーマなどは、次のとおりです。

8月3日長崎県開催『アドラー心理学で育む子どもの心 入門編 生きる力を育む』
8月4日宮崎県開催『アドラー式 子どもが育ちやすい家庭の作り方 パートナー関係編』
8月5日宮崎県開催『アドラー心理学で育む子ども心 応用編 折れない心を育む』
時間:全日程19:00~20:30(90分)
開催:集合型と同時オンライン配信で
参加費:3,000円(集合型/オンライン同額)

プロジェクトのメンバーの特徴として、昨日のブログで

一人のリーダーを頂点にプロジェクトを進めるピラミッド型ではなく、オープンな対等な仲間によって運営され、広く呼び掛けていることです。
これは「ニューパワー・モデル」と言っていいものです。

と書きました。


ところで私は最近、「ニューパワー」とか「ニューパワー・モデル」と何回か書いています。

実は、この考えにはモデルになる本があります。

『NEW POWER― これからの世界の「新しい力」を手に入れろ』(ジェレミー・ハイマンズ, ヘンリー・ティムズ、ダイヤモンド社、1,800円+税)

2018年12月に出た本ですが、まさに今のウィズ・コロナからアフター・コロナを予言したような本です。

下記の【本書の主な内容】を読んでみてくれませんか。

◎人が社会に参加したり、人を動かしたりする方法が変わった。
◎大規模ビジネスから映画制作まで、個人でできる範囲が際限なく広がっている。
◎オールドパワーは「少数が独占」「競争」「プロ」などが特徴。
◎ニューパワーは「多数でシェア」「コラボ」「アマ」などが特徴。
◎すべてを「徹底的に透明化」しないと、人を引き付けられなくなった。
◎ネット戦略で、誰でも実態をはるかに超えるスケールを演出できてしまう。
◎「締切」がきつく「未完成」で「負けている」ものが応援(=資金)を得られる。
◎上から「投下」するメッセージは、もはや通用しない。
◎情報を拡散したければ、「行動」欲や「つながり」欲、「アレンジ」欲に訴えること。
◎セレブより「仲間の意見」のほうが重要になっている。
◎自分から「驚異的な貢献」をしてくれるコミュニティは、こうしてつくられる。 

この文章を読んだだけで何かしら新しいトレンドを感じませんか?

図表も豊富で、私がピーンと来たのは最初のこの図表でした。

明らかに時代は「ニューパワー」に移行しています。

このことは、2020年6月5日付けブログ 2020年6月5日付けブログ 自粛生活中に洞察したこと(1):女性のリーダーシップ にも書いています。

「力は正義なり」の信念は危うく、次の展開こそが「ニューパワー」の時代のニュー・モデルのような気がします。

(1)目的/目標
   ↑
(2)尊敬(リスペクト)
(3)共感
(4)信頼
   ↓
(5)協力

私は「コロナ禍」がこの動きを一気に加速させたと読み解いています。

いかがですか?

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>6月の花(14



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月12日)は会社に行っていると、8月に地方で行う2つの講演/研修についての案内が届きました。

両者とも集合型とオンライン型をミックスしての開催です。

1.自分創め、スタート! アドラー流 自分の“魅力”と“自信”を見つけ出す方法~岩井俊憲氏特別セミナー
公開 ・ 主催者: アドラー心理学 勇気づけ勉強会【岡山・香川】

フェイスブックのイベントページもできているようです。
https://www.facebook.com/events/572882173637969/

セミナーのお申込みページ 

https://peraichi.com/landing_pages/view/jibunhajime  

日 時:8月1日(土)13:00~16:00
受講料:4,500円

2.アドラー心理学 勇気づけの関わりで家族が幸せに生きる講演会
主催 九州エンカレッジ隊



セミナーのお申込みページ https://peraichi.com/landing_pages/view/purepuresmile?fbclid=IwAR12At1vpxhtptEcxzw7L4o-dKeWYNwRIManUlRr2io3kk1U06S99MPd7es

開催地と講演テーマなどは、次のとおりです。

8月3日長崎県開催『アドラー心理学で育む子ども心 入門編〜生きる力を育む』
8月4日宮崎県開催『アドラー式 こどもが育ちやすい家庭の作り方 パートナー関係編』
8月5日宮崎県開催『アドラー心理学で育む子ども心 応用編〜折れない心を育む』

全日程19:00~20:30(90分)
今回の新型コロナウイルスの関係で、集合型と同時オンライン配信で講演会を開催させていただく予定です。
参加費は3,000円(集合型/オンライン同額)


どちらも7月度のヒューマン・ギルドのニュースレターで詳しくご紹介します。

特徴は、一人のリーダーを頂点にプロジェクトを進めるピラミッド型ではなく、オープンな対等な仲間によって運営され、広く呼び掛けられることです。

これは「ニューパワー・モデル」と言っていいものです。

なお、「ニューパワー」については、明日にでも詳しくお伝えします。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>6月の花(13



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月11日)のお知らせした7月5日(月)10:00~12:00に開催する

体と心の健康からWell-beingへ ― 鼻呼吸から探る体の健康+アドラー心理学から探る心の健康

の受付が昨日の午後から開始されました。


zen place academy の強力スタッフ2名がグループに加わり、スピードと内容がさらに一段と加速しつつあります。

もうすでに申し込み者がかなりいらっしゃるようです。

正式には、次のとおりになりました。

■ 私たちの提言:私たちは、健康を単に体と心を治療する、癒すというような概念で捉えません。
むしろ身体的、精神的、社会的に良好な状態にある「ウェルビーイング」(well-being)とみなし、
そのための条件を「鼻呼吸」と「アドラー心理学」の立場から肉薄し、より広い幸福感を提唱します。
コロナ禍を超えて新たな幸福イメージを求める人たちは、是非ご参加ください。

■ 共  催:みらいクリニック/ヒューマン・ギルド/zen place academy

■ 講  師:今井一彰(みらいクリニック 院長)+岩井俊憲(ヒューマン・ギルド 代表)
 ナビゲーター:松田 望(息育指導士)

■ 日  時:7月5日(日)10:00~12:00

■ 形  式:オンライン(Zoom)による

■ スケジュース
  挨拶、進め方、オンライン上の留意点など  10分
  今井先生による「呼吸から探る体の健康~鼻呼吸の超健康法~」 25分
  岩井俊憲による「アドラー心理学から探る心の健康」 25分
  ブレイクアウトセッション「2人の講演から気づいたことなど」(ミニ休憩を含む)15分
  質疑応答と対談(「体と心の健康からWell-beingへ」) 45分

■ 受講料:3,000円(税込み、カード決済のみ)

■ 申込み:zen place academy の「お申込み」フォームからhttps://www.bodymindspiritresearchlab.com/workshops/359?fbclid=IwAR36oer8XLw-dGXq63kHNOQAEgOKd-XMeD8t2uzqE4j9KWWuVXuD_VdH0l4

■ 定  員:250名

(注)zen place academy  の「お申込み」フォームに入ると、「初めての方はこちら」が出て「会員登録」が必要になりますが、無料ですのでご安心ください。


さて、ここからがこぼれ話です。

当日ナビゲーターを担当される松田 望さん(訪問看護師、息育指導士)が5月14日に「私の師匠のオンラインセミナーです。岩井先生、長生きしてほしいので是非ご覧になって頂きたいですー!」とメッセンジャーでお知らせくださったのがご縁でした。

私は5月31日(日)に今はYou Tubeで配信されている「コロナに打ち勝つ鼻呼吸の話~ 口呼吸問題の第一人者が伝えるセルフケアの極意」メモを取りながら1時間しっかりと勉強しました。

そして、松田さんの後押しもあってとんとんと 今井一彰先生みらいクリニック 院長)を交えたフェイスブックの3人のグループができてしまったのです。

そして、今井先生が福岡から上京していらっしゃる6月7日(日)の晩に新宿で会食を共にしたのです。

そのことは 2020年6月8日付けブログ 息育、口呼吸問題の第一人者、今井一彰先生と Well-beingを語る に書いています。

そして、フェイスブックの3人のグループのうちでとんとん拍子に

体と心の健康からWell-beingへ ― 鼻呼吸から探る体の健康+アドラー心理学から探る心の健康

として7月5日(日)にzen place academy  をもう1つの共催組織として加え、事務局を担当していただくことになったのです。

そのところは、

2020年6月11日付けブログ ウィズコロナ期はスピードが命:2つのオンライン講座スタートにちなんで

をお読みください。

私は立場、バックグラウンド、経験などの違いがあるとしても、その組織、その人と協力して物事を進めて行くとき、必ず頭に描く4つのキーワードがあります。

見せちゃいますね。

これです。

(1)目的/目標
   ↑
(2)尊敬(リスペクト)
(3)共感
(4)信頼
   ↓
(5)協力

そもそも「何のためにに?」「どこに向かって」の目的/目標がなければ、プロジェクトは成り立ちません。

そして、欠かせないのが「尊敬(リスペクト)」「共感」「信頼」です。

今井先生から触発されたことは「医療行為の要らない医療」「医療に至る前のプロセスが大切」で、まさに今井先生が実践していらっしゃる活動であり、そのことでミッションを含む目的が明確になりました。

私は、心理学の立場から「健康」「幸福」を包含して「Well-being」を前面に押し出そうと提案しました。

「Well-being」のスタンスは、現状のないもの探しでなく「あるもの感謝」から始まり、そのためには「Well-thinking」「Well-feeling」「Well-acting」という思考・感情・行動をWell(良好)状態を保つことを思い、「提言」を示唆し、共通認識に至ったのです。

私は今読み返しているW.B.ウルフ(アドラーの弟子の精神科医)の『どうすれば幸福になれるか 上下』(一光社、絶版)を参照しながら当日は、仕事、交友、愛に加えてセルフ、スピリチュアルというアドラー心理学のライフタスクと関連づけて「Well-being」を語ろうと思っています。

この協力プロジェクトが楽しみで仕方がありません。

きっとこのイベントがウィズ・コロナ、アフター・コロナの協力モデルとしても参加者に訴えるものがあると確信しています。

是非、ご参加ください。

共催組織それぞれが発信することも皆様の参考になるに違いありません。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>6月の花(12



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月10日)は、数日分の案件がいっぺんに押し寄せてきましたが、私はさっさと片づけました。

私はこの頃、決断・実行をスピーディーにこなしています。

そんな折にニューヨーク市立大学大学院センターのビジネス学部教授を務めておられた霍見 芳浩(つるみ よしひろ)氏が1990年代後半によく言っていた言葉を思い出しました。

・ビッグ・イート・スモル【big  eat small】 
《大きいものが小さいものを飲み込むの意》

・ファースト・イート・スロー【fast eat slow】 
《早いものが遅いものを飲み込むの意》

の対比です。

その当時は、もはや大きな規模の企業が小さな規模の規模の規模の企業を飲み込む時代ではなく、スピードの速いものが変化に素早く対応できないものを飲み込むというニュアンスで語っていた言葉でした。

そのスピード感は、国際的にも時代的にもますます高まって、ましてやウィズコロナの時代には、ハンコを押すために出社するとか、じっくり根回しをして会議にかけて合意を取り付け実行に移す、などという悠長なことは言っていられないはずです。

このことは実例を挙げて別の機会にでも書きたいくらいですが、日本のコロナ対応についても、このスピード感の欠如は悲しいほどです。


トーンを同じくしながら私がスピード感を持って進めたオンライン講座を2つ発表できるようになりました。

1.体と心の健康からWell-beingへ ― 鼻呼吸から探る体の健康+アドラー心理学から探る心の健康

■ 私たちの提言:私たちは、健康を単に体と心を治療する、癒すというような概念で捉えません。
むしろ身体的、精神的、社会的に良好な状態にある「ウェルビーイング」(well-being)とみなし、
そのための条件を「鼻呼吸」と「アドラー心理学」の立場から肉薄し、より広い幸福感を提唱します。
コロナ禍を超えて新たな幸福イメージを求める人たちは、是非ご参加ください。

■ 共  催:zen place/みらいクリニック/ヒューマン・ギルド

■ 講  師:今井一彰先生(みらいクリニック 院長)+岩井俊憲(ヒューマン・ギルド 代表)
  ナビゲーター:松田 望さん(息育指導士)

■ 日  時:7月5日(日)10:00~12:00

■ 形  式:オンライン(Zoom)による

■ スケジュース
  挨拶、進め方、オンライン上の留意点など  10分
  今井先生による「呼吸から探る体の健康~鼻呼吸の超健康法~」 25分
  岩井俊憲による「アドラー心理学から探る心の健康」 25分
  ブレイクアウトセッション「2人の講演から気づいたことなど」(ミニ休憩を含む)15分
  質疑応答と対談(「体と心の健康からWell-beingへ」) 45分

■ 受講料:@3,000円(税込み、カード決済のみ)

■ 申込み:zen place の 申込みフォーマット から
https://www.bodymindspiritresearchlab.com/workshops/359?fbclid=IwAR36oer8XLw-dGXq63kHNOQAEgOKd-XMeD8t2uzqE4j9KWWuVXuD_VdH0l4

 今井一彰先生みらいクリニック 院長)とは、6月6日(日)に初めてお目にかかったばかりなのですが、松田 望さん(訪問看護師、息育指導士)とフェイスブックのグループを立ち上げ、本格的なピラティス、ヨガ、ホットヨガ専門スタジオが全国100店舗以上有し、あいうべ協会 の事務局である zen place を共催組織・事務局に入ってもらって7月5日(日)にオンライン開催が決まったものです。

申込みフォーマットは、まだできていませんが、今日か明日には申し込みが受付可能になるはずです。


もう1つ昨日決まったオンライン講座(集合型も併用)があります。

2.岩井俊憲&佐藤健陽対談ワークショップ:内気なあなたへの応援歌― 内気は勇気へと変わる!」(仮題)

■ 日時:7月25日(土)  
  14:30~16:30 対談  
  
17:00~18:30 ミニ・パーティー

■ 方式:集合型(立川市ウィンピーにて)+オンライン配信

■ 受講料:どちらも@2,200円 
  ・集合型の受講料は、すべてウィンピーに(当日受付)
  
・オンライン型はヒューマン・ギルドで受付(事前支払い)
   ミニ・パーティーは、別途企画検討中

こちらも事務局の対応は間に合っていません。

佐藤健陽さん と一気に進めたものです。

予定だけ手帳にご記入くださいね。

「スピードが命」ですよ。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>6月の花(11



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月9日)もまたエクサイティングなことがいくつもありました。

まずは、アドラー・カウンセラー養成講座 同期の人たち(再受講を含む、敬称略)9人を対象にELM勇気づけリーダー養成講座、同一般コース、愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE) のオンライン開催の留意点についての意見交換会を1時間ほど行いました。

井上あきこ 佐藤健陽 小林詩織 岡田孝子 
ますだめぐみ ??? 岩井  高橋亜由子 
 笹 鈴鼓 清水陽子 高橋さん(スマホ) 

オンラインについてはベテラン揃いなので、私の方が勉強になりました。


昨日の重大イベントは、何といっても 凸版印刷、企業向けeラーニング教材で従業員のメンタルヘルスを支援 ― アドラー心理学のアプローチで従業員のメンタル不調を未然に防ぎ健康経営をサポート のニュースが発表されたことでしょう。

ヒューマン・ギルドが凸版印刷と連携して企業向けeラーニング教材を開発し、従業員のメンタルヘルスを支援するものです。

実は、3年越しのプロジェクトでした。

シーン⇒ワーク(実習)⇒解説 の展開で、毎日少しずつeラーニングで学べるものです。

どのような展開になるのか楽しみです。

もう1つは、私が8月3日(月)から5日(水)にかけて九州(長崎、宮崎)で行う3つの講演会のチラシ(ペライチ)がほぼできました。

アドラー心理学 勇気づけの関わりで家族が幸せに生きる講演会

特徴は、会場にも人を集めて講演を行いながらオンラインで全国(全世界)配信するという大胆な試みです。

2020/8/3 長崎会場
【入門編】アドラー心理学で育む子ども心 
       生きる力を育む
  大村市郡地区公民館(長崎県大村市)
 【開始時間】19:00

2020/8/4    宮崎会場
【パートナー関係編】アドラー式 子どもが
   育ちやすい家庭の作り方 
  都城未来創造ステーション(宮崎県都城市)  
 【開始時間】19:00

2020/8/5  宮崎会場

【応用 編】アドラー心理学で育む子ども心 
       折れない心を育む
   都城ウエルネス交流プラザ (宮崎県都城市)
 【開始時間】19:00

 *オンラインでの参加は全日程可能です。

2020/8/3.5 はグループカウンセリングがあります(16:00~)

私を招へいする九州エンカレッジ隊の皆様は、こんなメッセージを発しています。

九州でアドラー心理学を学ぶ6名で長崎県(下田・石井・上野)熊本県(平川)福岡県(波江)宮崎県(奥津)で企画運営させていただいています。
九州から全国に発信できるオンラインを通して、皆さんのお役に立てることを嬉しく思っています。
私たちは『子どもたちの未来に必要なのは勇気づけだね!!』といつも話し合っているエンカレッジ隊です。
仕事と家庭と忙しい中、話し合いを重ねていく度に、共同体感覚になり、繋がりを持ちながら企画・運営させていただいています。
もしかしたら、私たちは『勇気づけ』を学びながら準備させていただいているのかもしれません。
『勇気づけ』とは頭で考えていることではなく、態度からだと思います。
ぜひ、今年の夏は岩井先生の『勇気づけ』を会場orオンラインで感じて頂ければ嬉しいです。

皆さんのご参加お待ちしております。 


この前にも私はオンラインでどしどし発信します。

他に3つの大プロジェクトが進んでいます。

オンラインは、私たちの学びの環境を大きく変えてくれそうです。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>6月の花(10



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

このところELM勇気づけ講座のマニュアル/テキスト大改訂に伴うご注文が入ってヒューマン・ギルドの事務対応は大変です。

オンラインで開催するELM改訂説明会は6月14日(日)はほぼ満席。
これからのお申し込みの方は6月27日(土)がお勧めです。
 
 △6月14日(日) 10:30~12:00
 〇6月23日(火) 13:30~15:00
 ◎6月27日(土) 13:30~15:00

ヒューマン・ギルドに関係する人たちがこんなにまで講師として活躍したい意欲があることに驚きました。

考えてみれば、ELM勇気づけ講座はパート感覚で開けるものではなく、リピート・オーダーが来るようになるには、それなりに鍛錬が必要です。

そんな時に 金井津美さん(ヒューマンギルド特別講師、シニア・アドラー・カウンセラー)が努力の末に「アドラー心理学を活用した勇気づけアプローチ」を厚生労働省大臣指定 キャリア更新講習の1科目としてに加わえたことを記念した無料オンラインセミナー(動画)

「アドラーを知る:『 目的論』について語ろう」

を日曜日にじっくり見ました。

日本生産性本部 主席経営コンサルタント、ライブ講師実践会 主宰の寺沢 俊哉さんのご協力あっての

キャリアコンサルタント更新講習の認可記念、その講習の認知活動の一環として無料動画公開

が謳い文句でした。

ご関心のある方は、次のようにして入ってください。

仕組みは2段構え、
①オプトインページにアクセスし名前とアドレスをいただく
https://live5.jp/200604kihon/


②こちらに申し込むと、動画再生ページのURLが送られてきます

これでOKです。

是非ご覧ください。

ご自身「OSとしてのアドラー心理学」と語る金井さんは、アドラー心理学の目的論を自己決定性としっかりと関連づけて語った前半部分、後半部分は寺沢 俊哉さんとの掛け合い。

どちらも目も耳も離せない!

1時間弱の動画ですが、あきさせるところが1つもない。

私は、金井津美さんをヒューマンギルドの特別講師としてお迎えしていることに誇りを持ちました。

「こんなに一流の人がヒューマン・ギルドの一員なんだぞ」と。

ところで私は、20年ほど前だったでしょうか、金井さんとの出会いをありありと覚えています。

ある超大手の流通業の研修でその会社の補助として研修をアシストしてくれてのが金井さんでした。

金井さんは、講師としての私からやたら情報収集されていて、アドラー心理学にも関心を持たれたので、私は研修の案内したのです。

その後、金井さんは人間的にご自身を深めることになる体験を経て、アドラー心理学にまい進し、ペルグリーノ博士の講座を含むヒューマン・ギルドの主要講座を受講だけでなく、外部での研鑽もかなり重ねていらっしゃいます。

今や押しも押されぬ一流講師です。

講師とは、そう簡単になれるものではないのです。

しかし、ヒューマン・ギルドでは アドラー心理学を活かす で稼げる講師になれる道筋を示しています。

その他にこの6月には、2つほど稼げる講師になれる講座を用意しています。

2つともすでに開催してかなりの評価をいただいたので、2度目の開催に至った講座です。

さらに、2人の講師とも研修業界ではベテラン中のベテランです。

1.「人の成長を支援する研修講師とは~オンライン研修で最大限受講者のためになるように」

日 程:6月20日(土)13:30~16:30
講師:佐野タケヒロさん(ヒューマン・ギルド 総合ファシリテーター、テイクヒーロー・ジャパン 成長支援コンサルタント)
受講料:5,500円(税込)

「SMILEリーダーやELM勇気づけトレーナー/リーダーなどの研修をご担当の方、今後講師を志す方にもお役に立てられる内容です」というところがキモです。
特にこれからオンラインで講座を展開しようとする方には、見逃せない講座です。

5月24日(日)に開き50人の方々が参加され好評を博した講座によりオンラインの要素を加えての開催です。

2.プロ講師養成講座 私が一流講師から学んだ、水面下のノウハウ 
 
日 時:6月27日(土)10:00~17:00 
講 師:磯野 茂 氏(教育研修プロデューサー、一般社団法人日本伴走家協会 代表理事、アドラー・カウンセラー)
受講料:19,800円(消費税込み、資料付き)

こちらは、3月15日(日)に私自身も参加して即2回目開催を決めました。

*ヒューマン・ギルドのホームぺージ上は「満員御礼」となっていますが、昨日キャンセルが出たために1名だけ枠ができました。


講師になるのは、一流の人に触れるのが肝要です。

どうか金井さんを動画をご覧になり、講座にもご参加ください。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>6月の花(9



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月7日)は、つくづく健康、幸せを感じた1日でした。

まずは、午前中にカミさんと10日ぶりに散歩に出かけました。

運動場には野球に興じる子どもたちの声が戻ってきていました。

光徳院東光寺(共に真言宗豊山派)に行ってマスクを外して思いっきり深呼吸をしていました(写真は東光寺にて)。

お寺は、今まで出かけていたときよりも人気が少なくなっていました。
おそらく他のところに出かけるようになったのでしょう。


夕方は、3カ月ぶりに新宿の西口に出かけました。

人通りは、ピーク時の半分くらいでした。

そして、待ち合わせ場所の北の味紀行と地酒「北海道」新宿西口店へ。

息育、口呼吸問題の第一人者の 今井一彰先生みらいクリニック 院長、写真左)、松田 望さん(看護師、写真右)と懇談しました。

そもそもは、松田 望さんが5月14日に「私の師匠のオンラインセミナーです。岩井先生、長生きしてほしいので是非ご覧になって頂きたいですー!」とメッセンジャーでお知らせくださったのがご縁です。

私は5月31日(日)に今はYou Tubeで配信されている「コロナに打ち勝つ鼻呼吸の話~ 口呼吸問題の第一人者が伝えるセルフケアの極意」でメモを取りながら1時間しっかりと勉強しました。

動画の中で今井先生は「鼻呼吸をするために」として

(1)あいうべ体操
(2)口テープ
(3)鼻うがい

を提唱され、さらに後半には「幸福を決定づけるもの」として

(1)健康
(2)人間関係
(3)自己決定権

を取り上げ、ないものに目を向けるクセに代わる「感謝できることを探す」ことを熱く語っておられ、「何じゃこりゃ、アドラー心理学と近いじゃないか」と感じていました。

松田さんにお礼のメッセンジャーを送ると、松田さんは3人でグループを立ち上げ、今井先生とのやり取りが始まり、昨日に会食の機会をいただくことになったのです。

まさに1週間のうちの急展開でした。

今井先生とは共通の知人もいらっしゃり、私の本も読んでくださっていて、話題は健康から幸福感、そしてWell-beingへと発展していったのです。

私は、今井先生のお話をいくつも手帳にメモしました。

特に強く印象に残ったお話しは「医療行為の要らない医療」「医療に至る前のプロセスが大切」で、まさに今井先生が実践していらっしゃる活動でした。

私は、山手線に乗られた今井先生をお送りしてから、これからは「幸福」よりも「Well-being」を前面に押し出そうと思い至りました。

Better-beingでもBest-beingでない「Well-being」。

そのスタンスは、現状のないもの探しでなく「あるもの感謝」から始まり、そのためには「Well-thinking」「Well-feeling」「Well-acting」という思考・感情・行動をWell(良好)状態に保つことかもしれません。

なお、今井先生、松田さんは、それぞれ私に5本指ソックス(よびのば®ソックス)をプレゼントしてくださいました。

これから私の健康観、Well-being観が深まりそうで楽しみです。

今井先生、松田さん、本当にありがとうございました。

とてもWell-beingな朝です。

◆You Tubeで配信されている「コロナに打ち勝つ鼻呼吸の話~ 口呼吸問題の第一人者が伝えるセルフケアの極意」は6月末までの限定公開のようです。
是非ご覧ください。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>6月の花(8



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月6日)は、朝に「『家族会議』をファシリテートできるスキルを磨く講座」のポリシーについて盛矢澄香さん (写真上右)からメッセンジャーで問い合わせがあったので、「今からZoomでやり取りをしてもいいですよ」とお伝えしたら、この方はやたら行動力がある人で仲間にも呼びかけ 笹村房子さん (写真下)にもご参加いただきました。

私が5月限定で開いた「『家族会議』をファシリテートできるスキルを磨く講座」には、今まで19人が参加し、第1期、第2期、第3期それぞれがグループを形成するだけでなく各期横断的に錬成を重ねる動きが始まっています。

盛矢澄香さん は、すでに2回開催し、今後3回決まっているようで、その熱意と行動力には頭が下がります。

なお、「『家族会議』をファシリテートできるスキルを磨く講座」で学んだ顔ぶれは、次のとおりです。

第1期(5月15日開催)



 長谷静香さん池田彰子さん
 菊地典子さん三宅美絵子さん
 岩井俊憲   梶田恵子さん

第2期(5月20日開催)

笹村房子さん 盛矢澄香さん 新堂京子さん
岩井俊憲   竹尾めぐみさん   渡辺歩実さん
山崎裕子さん 奥津陽子さん

第3期(5月24日開催)

小川のりこさん 古瀬道江さん 高澤貴子さん
下田真実さん  阿部洋子さん 功刀京子さん
   関本初子さん  岩井俊憲

受講ご希望の方は、お知り合いの方に声がけください。
この時期こその「家族会議」ですよ。


ヒューマン・ギルドでは集合型研修も人数を制限してこの6月から開催していますが、地域を超えて簡便に集まれるオンライン型研修魅力は大きいです。

私は6月中に3つほどオンライン型研修に申し込んで勉強をします。


ところで、ヒューマン・ギルドでは、6月、7月に下記のオンライン型研修を行います。

1.特別講座「人の成長を支援する研修講師とは~オンライン研修で最大限受講者のためになるように」

日 程:6月20日(土)13:30~16:30
受講料:5,500円(税込)

講師:佐野タケヒロさん(ヒューマン・ギルド 総合ファシリテーター(2020年5月~)、テイクヒーロー・ジャパン 成長支援コンサルタント)

※講師からの内容説明※

私、佐野は2010年からの約10年間、企業内に在籍する社内講師の方々約150名へ「講師認定資格CTT+」の取得支援や講師の個人指導をしてきました。
その取組みの中で「人の成長を支援する研修講師」とは、研修内容をうまく伝えるということも含め、受講者が成長するまでの全体観を持っている講師であることがわかりました。

今回の講座では、その主なポイントを「①広義の研修、②13の講師行動、③評価・改善」の3点でお伝えします。この3ポイントは、リアルの集合研修からZOOMなどのオンライン研修へ移行しても変わらないポイントだと考えています。
企業の社内講師の方でなくても、SMILEリーダーやELM勇気づけトレーナー/リーダーなどの研修をご担当の方、今後講師を志す方にもお役に立てられる内容です。お気軽にご参加ください。

佐野さんご自身も書いていらっしゃいますが、「SMILEリーダーやELM勇気づけトレーナー/リーダーなどの研修をご担当の方、今後講師を志す方にもお役に立てられる内容です」というところがキモです。
特にこれからオンラインで講座を展開しようとする方には、見逃せない講座です。

5月24日(日)に開き50人の方々が参加され好評を博した講座によりオンラインの要素を加えての開催です。

2.「感情のコントロール法」セミナー

当初新潟で開催するはずでしたが、時間と受講料を変更し、オンラインで開催いたします。
 
日 時:7月26日(日)13:15~17:15
受講料:11,000円、再受講5,500円

こちらは、私自身が講師を担当します。

怒りだけでなく不安/恐怖、焦りや、アドラー心理学で盛んに使う劣等感について目的や建設的な対応法などがしっかり学べる講座です。
充実したテキストが魅力です。

参考になる本は、こちらです。

『感情を整えるアドラーの教え』(だいわ文庫、

 

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>6月の花(7



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今朝のブログは予定外でした。

本日はブログをお休みしようと思っていたのですが、インターネットで

HUFFPOST 2020/6/4 19:09 (JST)
誹謗中傷と批判はどう違う? 日本語学者に聞いてみた「相手の人格を尊重するかどうか」

があまりにも明快だったので、最近の事件にからめて書きたくなりました。

飯間 浩明氏(国語辞典編纂者・日本語学者)が語ったことの一部です。

SNSのあり方が今、改めて問われている。

人気リアリティ番組「テラスハウス」に出演していたプロレスラーの木村花さんが亡くなったことがきっかけだ。
木村さんは生前、SNS上で誹謗中傷を受けていた。

日本語学者の飯間浩明さんは、批判と誹謗中傷の違いについて「相手の人格を尊重するかどうか」だと言い切る。
そして、ネット上での誹謗中傷の言葉を減らしていくためには、「誹謗中傷はダサい」という社会的な「空気」を作っていくことが大切だとも訴える。

例を挙げましょう。
最近、暴走族の構成員は減っています。背景にはいろいろな要因があるでしょうが、集団で車をうるさく走らせるという行動を「ダサい」と思う人が増えていることもあるのでしょう。
「暴走族はダサい」という空気が一度できてしまうと、わざわざそのダサいことをやろうとする人は少なくなります。
空気が暴走族を減らした面があります。

21世紀に入った頃から、暴走族のことをかっこ悪く「珍走団」と呼ぼう、という動きが広まりました。
この呼び名も、空気を作る助けになったはずです。
「珍妙な走る集団」。そんなダサい名前の団体には加わりたくなくなります。
ものの言い方によって、人の行動を変えたわけです。

そこで、飯塚氏は

・「誹謗中傷はダサい」という空気を、広げていくことが大事

だと述べ、

・誹謗中傷と批判をどう区別するか?

については、実に簡潔にこう語ります。

誹謗中傷というのは、ひとことで言うと人格攻撃なんです。

一方、批判というのは、相手の発言や行動が適切でないことを述べるものです。
相手の人格とは関係がありません。
たとえ「あなたの発言(行動)は間違っている」と批判する場合でも、相手の人格は尊重しなければなりません。

これは、当たり前と言っては当たり前なのですが、日本語学者らしくとても簡潔です。

私は、理論を進化させるために「批判」は大歓迎です。

『広辞苑』の「批判」でもそれは納得できます。

①物事の真偽や善悪を批評し判定すること
②人物・行為・判断・学説・作品などの価値・能力・正当性・妥当性などを評価すること。
否定的内容のものをいう場合が多い。

ただし、厳密に言うと、批判(criticism)には”criterion”(複数:”criteria”)としての「(判断・批判の)基準、標準」がなければなりません。
別の言い方をすると「論拠」です。

「何を『論拠』『標準』として語っているのか?」の視点が必要だということです。

「気に入らないから」というのは「論拠」にも「標準」にはなりません。

最後は、誹謗中傷を受けているとき、批判されているときの心理的な対応について書いて終わります。

私の大好きな言葉です。

誹謗中傷に対して・・・・・「お前の道を進め。人には勝手なことを言わせておけ」(ダンテ)

批判に対して・・・・・「君の意見には賛成しないが、君のそう発言する権利は死んでも擁護しよう」(ヴォルテール)

ただ、こう書いてもなかなか現実には難しいのですが・・・・・。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>6月の花(6



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月4日)は10:00から 平日開催のアドラー心理学ベーシック・コース の初日を開催しました。

参加者は10名に絞りました。

いつものように机に4~5人で座っていただくのではなく、椅子だけを距離を空けて配置しました。

講師は 永藤かおるさん(ヒューマン・ギルド取締役研修部長、シニア・アドラー・カウンセラー、公認心理師)。

フェイスシールドを着用しての登壇でした。

この人最近大活躍で、Schoo の【再々放送】孤独や衝突を生き抜くための「アドラー心理学」にも出ていました。

生放送の時は500人近くの視聴者がいたそうです。

ヒューマン・ギルドでも女性大活躍の機運です。

今は竹内さちこさんを含めた2人の女性で支えられているようなものです。

世界的に政治の世界を見ても、コロナ禍の時代に私には3人の女性リーダーが突き抜けた活躍をしています。

筆頭は台湾の 蔡英文総統

コロナの問題については、世界のモデルになる収め方をしました。

最近では、中国の「一国二制度」策に対して毅然とした態度を示しています。

bloomberg ニュース 2020年5月20日
台湾の蔡総統、中国主席に共存促す-「一国二制度」受け入れず

次は、ドイツの メルケル首相

新型コロナウイルス感染症対策に関するスピーチや会見は、各国の首脳の中でも際立っていますし、最近では、アメリカのトランプ大統領のG7サミット開催について現時点では訪問を見合わせる考えを示しました。

もう一人は、ニュージーランドのアーダーン首相

ニュージーランド政府は新型コロナウイルス対策について朝日新聞デジタル 2020年4月23日 19時00分 トレーナー姿で語りかけたNZ首相 動画で見せた発信力 をお読みください。

ジャシンダ・アーダーン首相(39)のリーダーシップだ。そ
の鍵は、人々とつながる「発信力」にある。

厳しいロックダウンを始めることを説明する場だった。

「あなたは一人ではありません。私たちはあなたの声を聞きます。私たちが指示することは、常に完璧ではないでしょう。でも、私たちがしていることは、基本的に正しいものです」

「あなたは働かなくなるかもしれません。でも、仕事がなくなったという意味ではありません。あなたの仕事は命を救うことです」

「人に優しく。家にいましょう。そして、感染の連鎖を断ち切りましょう」

数時間後、アーダーン氏は、自らのフェイスブックページで動画の配信を始めた。
首相公邸の部屋からとみられ、上着はリラックスしたトレーナー姿だ。

「カジュアルな格好でごめんなさい。子どもを寝かしつけたところで」


それに比べて世界の政治的な2大リーダー、アメリカのトランプ大統領にしても中国の習近平主席にしても、好ましいリーダー・モデルには該当せず尊敬に値しません。

2人に共通するのは、W.B.ウルフが『どうすれば幸福になれるか 上』の「力は正義なり」の信念の持ち主であることです。

訳文に少し手を加えてお伝えします。

二つ目の基本的態度として、人生を一つのビジネスと考えて生きる方法がある。

この態度に基づく社会では、幸福は競争に勝てるかどうかで決まる。
まさにこれは動物界の選択方法と同じ、弱肉強食の世界だ。
個人の力関係で、最適者がより弱いものの犠牲の上で生き残っていく。
こうした人生では、アグレッシブな攻撃と巧みな防御だけが重要と問われる。
どんな動物でも自力でなんとかやっていく。生きるということが、残忍な勝利か惨めな敗北かのどちらかになってしまうのである。

今日、大多数の人間が人生をビジネスのように考えている。
彼らの人生哲学は、基本的にアグレッシブな競争と個人の能率を重視する。

「力は正義なり」の信念は、まさに《厳しいビジネス》として生きる人生の態度がもたらしたものである。

コロナと共に生き、いつか克服する過程で私たちに求められるのはビジネス的・男性的な「競争原理」でなく女性的な「共生原理」なのではないでしょうか?

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>6月の花(5



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月3日)は、今週初めて出社しました。

庭野静子先生による「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」(平日コース)が久しぶりに開講になるからです。

しかし、前日に東京でコロナの感染者が34人になり「東京アラート」が発せられた影響もあり急に受講者が半分に減ってしまいました。

私は、こうした数値に一喜一憂したくないのですが、感覚としてはわかる気持ちもあります。

ただ、斎藤環氏(筑波大教授)が2020/06/01 05:00読売新聞オンラインに
 
CP(コロナ・ピューリタニズム)定着に警鐘

としてインタビューに答えていたことは、コロナに対する非建設的な対応と言えるのではないでしょうか?

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、我々は「コロナ・ピューリタニズム(CP)」ともいうべき奇妙な倫理観を持ち始めているのではないか――。
警鐘を鳴らす斎藤氏に話を聞いた。(文化部 小林佑基)

■「3密回避」へ過剰反応/「自粛警察」でバッシング

「『3密』という言葉を聞いて、『悪いことだ』と反射的に思う人がいるとすれば、CPの価値観にかなり染まってきている」と斎藤氏。

その顕著なあらわれが、「自粛警察」だという。
外出する人や営業を続ける店舗などへのバッシングを加速させるのは「倫理的な後ろ盾」を得たと感じているから。
「自分に正当性があると確信できた時、人は最も攻撃的になる。最初は医学的要請だと分かっていたのに、だんだん倫理とくっついてきて、怒りがわいてくる人が増えてきた」


緊急事態宣言後の4月8日から今日までを振り返ってみると、研修がすべてなくなって在宅がほとんどのためにひと言で言えば「暇」でした。

その後、私が時間を割いたのは、テレビ、新聞、動画などでした。

傍ら「イワイせんせとおしゃべりしよう」とELM勇気づけ講座とSMILE子育て講座のオンライン開催の留意の説明会を通じてZoomで200人を超える人たちとお話しできて、私には大収穫がありました。

それらの洞察をまとめると、次に絞られます。

1.これからの社会は女性がリーダーシップを握る。

2.多面的なものの見方をしないと危険である。

3.コロナ禍によってイノベーションが生まれる。

1回では書ききれないので、あと数回に分割しましょうね。
最後はお知らせで終わります。

4月24日に永藤かおるさん(ヒューマン・ギルド取締役研修部長、公認心理師)がSchoo の生放送で「大人たちがずっと学び続ける生放送コミュニティ」として本日21:00~22:00に観ることができます。

【再放送】孤独や衝突を生き抜くための「アドラー心理学」
https://schoo.jp/class/7021 から「参加する」をクリック

6 / 4  (木)  21:00 - 22:00 
「コロナと生きるためのノウハウリスト」の第2回テーマは、「不安」です。

疫病といった有事が発生したとき、様々なシーンで不安が募ります。例えば、外出制限をきっかけに家庭内暴力が社会問題化したり、買い占めが発生したり、人種間差別が生まれたりしています。また、日夜報道されるコロナに関する情報自体が不安や焦燥感の原因にもなっています。

そこで本授業では、アドラー心理学の専門家であり、関連書籍の出版やセミナーの開催も行う永藤 かおる先生にお越しいいただき、自分発信で平和に生活するための術をお話いただきます。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>6月の花(4



コメント ( 2 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

6月1日(月)から非常事態前面解除になっていますが、私は一昨日(6月1日)、昨日(6月2日)とテレワークをしていました。

別に会社に行かなくとも、個人だけでなく会社に入るメール(info@hglg.co.jp)も全部読めるし、必要な情報はクラウドなどからリモートでも入手できます。

お陰様で8月に出す文庫本のゲラのチェックをしっかりできました。

私はこれからも半分くらいは自宅で仕事をしようという気持ちになっています。

それには、本が散らばっている書斎を整え、スタジオにしなければなりません。


ところで、4月8日からの自粛生活で貴重な副産物がありました。

その一つは、健康状態がすこぶる良好なのです。

私は毎朝、毎晩血圧を測っていますが、その数値がここ12年間のうちでこの1カ月はベストです。
体も実に軽い。

フィジカル・トレーニングを欠かさず行っていること、早寝早起き(0:00過ぎて眠ることもないし、6:30まで眠っていること皆無)の励行、毎日平均5,000歩以上歩いていること、カミさんがしっかりと食事の管理をしてくれていること、お酒の頻度と量が極めて少なくなっていること、仕事や対人関係のストレスが低いことなどによるものと思われます。

通勤がないのもありがたいことです。

そ、これも大きいです。
カミさんが「かまってちゃん」でないことです。
お互いいい具合に放置し合っています。

5月31日(日)は、身体の健康についていい学びがありました。

今はYou Tubeで配信されている「コロナに打ち勝つ鼻呼吸の話~ 口呼吸問題の第一人者が伝えるセルフケアの極意」(みらいクリニック 今井一彰先生 あいうべ協会主催)をライブ配信で観ました。

松田 望さん(看護師)が「岩井先生、長生きしてほしいので是非ご覧になって頂きたいですー!」とメッセンジャーでお知らせくださっていたためです。

私たちの7割から8割が口呼吸をしていることでさまざまな病を引き起こしているので、「鼻呼吸」を勧め、その一環として「あいうべ体操」やマウステープなどを推奨しています。

マウステープは、寝ている間に鼻呼吸を促進してくれるので、我が家では夫婦で使っています。

とにかくYou Tube(1時間)をご覧になることをお勧めします。

松田 望さん、貴重な情報提供ありがとうございました。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>6月の花(3



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月1日)の午後は、8月1日(土)13:00~16:00に岡山で開くはずだった「自分創め スタート!」の3時間ワークショプ(オンラインをメインに変更)の打ち合わせをZoomで行いました。

 岩井俊憲   渡辺歩実さん   山田響子さん
武田真由子さん 目次 心さん  有馬久美子さん
       上野みゆきさん

岡山側の渡辺さん、山田さん、武田さん、有馬さんに加えてヒューマン・ギルドの目次さん、8月3日(月)~5日(水)に九州(長崎、宮崎)で講演イベントを行う際の主催者側の上野さんもご一緒させていただきました。

岡山でも九州でも会場+オンラインの方式で行うことにチャレンジします。

8月1日(土)、3日(月)、4日(火)、5日(水)と4回講演/研修を行うのですが、みんなタイトルが違うので、私としては大変ですがやりがいがあります。

詳しくはヒューマン・ギルドの7月号のニュースレターでお知らせします。

さて、「7日間ブックカバーチャレンジ」をまだフェイスブックで書いている人がいます。

私の本をご紹介くださる人が何人もいて、私としてはとてもうれしい気持ちになっています。

私がもし「7日間ブックカバーチャレンジ」をやるとしたら、№1ブックとして初日か最終日に取り上げるのは、間違いなく『どうすれば幸福になれるか 上・下』(W.B.ウルフ著、一光社、ただし絶版)になることでしょう。

大学生の頃手にしたこの本の前身の『どうしたら幸福になれるか 上・下』(周郷 博、岩波新書)を含めて、私はかれこれ20回近く読んでいるはずです。

一光社版は、何としてもこの世に出したいと監訳のかたちで出したのですが、今は中古でしか手に入ら内容です。

昨日のブログで紹介の京都大学学長の山極壽一氏と近いことをウルフはより詳細にこんなふうに書いています。

やや長くなりますが、一光社版の第4章から転載します。

人類となる前の、ある類人猿が生まれた際、その足が退化していたために木登りができず、やむを得ず樹上生活を断念したとき、人類の歴史が始まった。
(サルの視点から見れば)この大きな劣等性のため、類人猿は平野に降りざるを得なかった。
しかし、足が退化したために直立せざるをえなくなり、その結果、手を自由に使えるようになった。
すぐに親指が発達して、他の指と向き合わせにできるようになり、脳はついにその隠れていた資質を発達させ、現在のような人間が誕生した。
人類という名を受けるにふさわしい、このような最初の類人猿は、自身の弱点や不安全さを認識することができた。
彼らは力を合わせて相互に助け合い、身を守ったのである。
ここに会話、思考、書くこと、社会の必要性が生まれた。

現在の文明という花は力の弱い原始人の祖先が原生林の中で感じた不安感を補償した結果、開いたのである。
この文明を検証してみると、我々の誇りとする偉業は、原始人の劣等感に端を発しているに違いない。
目の良い動物は顕微鏡や望遠鏡を必要としない。
強い筋肉を持ったゴリラは梃子(てこ)・車輪・斧・鋤・ナイフ・パワーショベル・機関車・電動クレーンを発明しない! 耳の発達した森の生活者は電話、楽器、ラジオを必要としないで生きている。
トラやライオンなどの肉食動物は消化器官が発達していて、獲物を料理する必要はない。
毛皮を身につけた動物は衣服無しでも快適に生活できる。
人間は生き物の中で最も弱く、身を守る備えも最も貧弱である。
親に依存する期間も他の動物の中で最も長い。
したがって、何らかの共同生活で身を守る必要性も高くなる。
そして、アリのように社会生活を営む一部の昆虫を除くと(これらの昆虫の問題は適応領域が限られているため、著しく単純化されているが)人間の文明社会は自然界で最も複雑で効果的な補償作用である。


コロナ禍によって高度の文明を築き上げたはずの人間が種の中でもっともひどい厄災に見舞われています。

コロナ禍の環境に囲まれウルフの「人間は生き物の中で最も弱く、身を守る備えも最も貧弱である」ことに近い感覚を味わったのではないでしょうか?

ある種の動物がコロナ禍によって絶滅の危機に瀕しているという話は聞いたことがありません。

しかし、人間には叡知があります。
コロナ禍を克服するためには、山極氏の言葉を借りると、信頼に基づく共感力という人間らしさを取り戻し、「地球という惑星」の中で協力をし合わなければならないのです。

ウルフは前半で人間であることの劣等性・劣等感が源泉になり、そのことが補償作用として社会を生み出したことを書いていますが、私たちはこの時期こそ、人間だから強く意識する劣等感というものに向き合い、それを建設的に生かすことが求められているように思えてなりません。

最後に、『どうすれば幸福になれるか 上』(W.B.ウルフ著)第3章の最後のまとめから「自分自身を勇気づける言葉」になりうる「良い人生のための金言」を転載しておきます。

1.あなたが劣等感を持っているとしたら、あなたには良い仲間がいるのだ。自らの力量不足を感じている人はあなた一人ではない。誰でも感じている。

2.あなたの劣等感の源が何であれ、人間の歴史を丹念に振り返ってみれば、劣等感を招くはずのものを逆に名声や幸福を手に入れる基盤とした人がいることに気づくだろう。

3.自らの劣等感を恐れず検証し、それについて積極的に何らかの手を打つことに怠慢すぎなければ、ずっと劣等感を持ち続けるのは困難だ。

4.劣等感をそのままずっと抱えているとすれば、戦わずして負けているようなものだ。目を開いて、腕まくりせよ。戦線に出向くのに決して遅すぎることはない。

5.あなたの恐れているようなことは99%起こらない。くよくよ思い悩んだことが功を奏して、橋を作ったり、本を書いたり、戦いに勝った人は誰一人いない。残りの1%は計り知れない技の成せる業である。予測できないことを思い煩うのは無益である。

6. ありとあらゆる百科全書で紐解く絶望よりも、ほんの少々の1オンスほどの建設的な楽観主義のほうが価値を有する。深い悲しみに沈み、良心の呵責や自責の念に駆られ、罪を告白し、絶望的な劣等感に嘆き悲しむのは、すべての臆病者の殊勝げな言い訳に過ぎない。

7.幸福に到達できるか《のように》行動せよ。勇敢に戦えば、良い人生は手の届くところにある。スポーツの勝負のようにチャンスを掴もう。勝負をあきらめない限り、打ち負かされることはない。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>6月の花(2



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

我が家ではL INE見てねと メール来る

昨日もありました、「LINE見てね」のメール。

カミさんはここ1週間、体調不良の母親の家に毎日通っています。

帰りに中野に出かけてズボンを買うのに同行してもらうやり取りで実際にあったことです。

私は家にいて、スマホを見ることなく仕事をしていました。

気づいた私はあわてて電話しました。

最近、第33回第一生命 サラリーマン川柳 が発表になりました。

私はサラリーマン川柳を研修のアイスブレークに使うことがあります。
ご関心のある方は、下記をご参照ください。

2019年5月24日付けブログ サラリーマン川柳を楽しもう:研修のアイスブレークにも使える!


早いもので今日から6月ですね。
紫陽花が存在感を示す時期です。

ヒューマン・ギルドの活動は、コロナ前の6割くらいに戻します。

集合型研修も規模を定員を絞って予定どおりに行いますし、カウンセリングには従来以上に力を注ぐつもりです。

同時にオンライン研修も並行して進めていきます。


さて、メインの話題です。

5月30日(土)にNHK BS1の「私はこうしてコロナと戦った」の再放送がとても有益でした。

特に山極壽一氏(京都大学 学長、文化人類学者)が人類の進化の過程で「信頼」があり、さらに言葉のやり取りや身体接触を通じて人間が「共感」を学んできたという趣旨の発言は、アドラーと同じようなことを言っているように思いました。

関連した記事がないかと、インターネットで検索したら、次の記事を見つけました。

JCCニュース NHK総合 【ニュースウォッチ9】2020/05/25 京都大学・山極壽一学長・“人間らしさの危機” にこんなことが書いてありました(傍線岩井)。

経済が回復するまで、まだまだ時間がかかりそうだし、新型コロナウイルスと当分つきあっていかなければいけない。
一体いつまで我慢が必要なのか、不安には思う。
人類はその不安を強みに変えてきたと断言する京都大学・山極壽一学長に話を聞いた。

山極学長は、霊長類の進化の過程から人間社会や人間らしさとは何かを追究
キーワードは「共感力」
山極学長は「有史以前から人間は集まることと移動し、物や人に出会うことで社会を作ってきた」と話す。
人類学者の山極学長は、アフリカで40年にわたりゴリラを観察研究してきた第一人者。
ヒトに近いゴリラの生態を通じて、人間独特の社会のあり方、人間とは何かを研究。
「新型コロナウイルスは、人類が進化の過程で獲得してきた人間らしさを揺さぶっている」という。
山極学長は

「言葉以前に人間は共鳴社会を作り上げたからこそ、見知らぬ人たちともすぐに手を組める共感を感じることができる。

そういうものが禁止され、奪われてしまう事態になりつつある。
どうやったら復活できるかを考えないといけない。
そのためのアイデアが必要な時代」

と述べた。

NHK BS1では、「地球は細菌/ウイルスの惑星」であることにも思いをいたし「地球という惑星」で連携が必要、とも語っていました。

「地球という惑星」という表現は、アドラーも使っていました。


第2のトピックは、牛島 有希子さん からELM勇気づけリーダー養成講座を受講された18人と自己紹介を受けながらELM勇気づけ講座をオンライン開催する際の留意点について1時間少々話し合いをしました。

とても知性豊かで各方面でご活躍の人たちで、グアムからご参加の方もいらっしゃいました。

またもや私自身の学びとなった機会でした。

牛島さん、ご参加の方々、ありがとうございました。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>6月の花(1



コメント ( 0 ) | Trackback ( )



   次ページ »