「カサブランカ」でしょうか、一株(球)しかない茎に、大きな花が、数個、咲いています・・・見事!です
私の性格を自己評価するならば、個性的・独創的ではないけれど、生真面目でもなし、やっぱり、イイ加減というところに落ち着く。
時々、人生相談めいた相談を受けるが、所詮、力の無い私ですから、何の救いの手も差し伸べられないし、最終的には、本人自身で解決しなければならないと思っているので、結構、過激な(決して、これはしないだろうと思われる)助言をする。
まぁ、深刻にならないから、相談する方も気が楽になるのでは・・・とも思っているが。
でも、世の中、「真面目」な方々が、主勢であって、いろんな災難に出合っているのだ。
この解決も、私は、本人次第と思うので、殊更、声を大にして助言をする積りはない。
斜め読み新聞で、偶々、同じような趣旨(と思う)の記事が掲載されていたので、紹ご介しますね。
① 7月7日付 毎日新聞「養老先生のさかさま人間学」解剖学者 養老孟司(抜粋・・・伊豆の花)
「好きこそものの上手なれ」と言います。
習い覚える技術も、好きであれば、より上手になります。
ただし、「下手の横好き」という言葉もありますから、好きならば十分というわけでもないのですね。
論語では「これを好む者はこれを楽しむ者にしかず」といっています。
好きなだけではなく、それを楽しんでやる人にはかなわない、という意味だと思います。
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夢中で何かをやっていて、親に注意されたことはないですか。
本人は何ともないのですが、周囲からすると「大丈夫かな」と心配になる。
どこかバランスが悪いんですね。
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世間がかたよっているいるときは、自分はふつうと思っていてもかたよってみられます。
「ふつう」は世間の標準だからです。
好きなことををしていて、世間からかたよっていると見られたときの大切な基準は「これを楽しむにしかず」と思います。
無理なく楽しんでいるなら、それでいいのです。
でも、夢中になって興奮しすぎると、ちょうどいい加減が分らなくなりますね。
自分のちょうどいい状態を覚えていくことが、大人になることなのかもしれません。
② 7月7日 毎日新聞 発信箱 小国綾子 夕刊編集部(抜粋・・・伊豆の花)
「偽母乳」に思うこと
母乳が出ず、わらにもすがる思いでネット購入した「母乳」が実は不衛生な偽物だったという記事を読んだ。
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私も母乳が出にくかった。
出ないから余計に「完全母乳育児」に恋い焦がれた。
「ミルクを足せば」という夫の軽い一言に号泣し、プチ家出をしたこともある。
あの時の精神状態は今も理屈では説明出来ない。
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私が子育てをしていた十数年前は、「ママが楽ちん!」と銘打てば便利グッズがよく売れた。
今は売れない。
ところが同じ商品でも「赤ちゃんがこんなに快適」とうたい文句を変えた途端、売れ始めるという。
かつてより今の方が「赤ちゃんのために」と思うあまり、「母乳神話」に吸い寄せられるママが増えているのかもしれない。
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粉ミルクでも必要な栄養は十分に取れる。
それにミルクならばパパだって「授乳」できるじゃないか。
母乳が出ればそれもいいし、足りなきゃミルクで足せばいい。
これ以上、追いつめられる人が出ませんように。
苦い反省とともにそう願う。
(以上、新聞記事より抜粋転載)
皆さんは、どう、お考えになりますでしょうか・・・
残念ながら、もう、花も終わりに近づいています・・・来年は、もう一株、増やしてみようかな・・・と。