鎌倉の御霊神社(権五郎神社)の「面掛け行列」を見てきた。
境内で鎌倉神楽を奉納したあと、露払い役の天狗(ちょっと別格)をはじめ、「爺」「鬼」「鼻長」「火吹男(ひょっとこ)」「福禄寿」「阿亀(おかめ)=孕み女」など、異形の行列が町に出ていく。旗、お囃子、楽人、引き車に乗ったお神輿も続く。
力餅屋の角で、まず、右に折れて、虚空蔵堂の前あたりまで進んでUターンし、再び力餅屋の前を通って、長谷の交差点のあたりまで進んで、戻ってくる。全行程1時間ほど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/76/dff23a41fd1d93f3a1feb277d516947e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/6a/b4e2efec00d16bf4c2075a3eda6a3052.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/dc/090ddd91419b06ce88990816e3baa093.jpg)
最後は御霊神社の境内で待っていたら、面掛け行列はいつの間にか解散して、神輿だけが氏子の肩に担がれて戻ってきた。ひとしきり、あっちに振られ、こっちに揺すられした末に、本殿の前に降ろされる。
「これより、ご神体を本殿にお戻しします」という説明があり、宮司さんがうやうやしく神輿の前扉を開ける。伸び上がって見ていたが、宮司さんは、さっと何物かを抱き取ると、袖に包み、背中を丸めて本殿に駆け込んでしまった。
生きている信仰を見るようで、厳粛な気持ちになった。
でも、日本の神様って、こうして1年に1回くらい、外に連れ出してやって、あそんであげないと駄目なのね。そこがおもしろい。
境内で鎌倉神楽を奉納したあと、露払い役の天狗(ちょっと別格)をはじめ、「爺」「鬼」「鼻長」「火吹男(ひょっとこ)」「福禄寿」「阿亀(おかめ)=孕み女」など、異形の行列が町に出ていく。旗、お囃子、楽人、引き車に乗ったお神輿も続く。
力餅屋の角で、まず、右に折れて、虚空蔵堂の前あたりまで進んでUターンし、再び力餅屋の前を通って、長谷の交差点のあたりまで進んで、戻ってくる。全行程1時間ほど。
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最後は御霊神社の境内で待っていたら、面掛け行列はいつの間にか解散して、神輿だけが氏子の肩に担がれて戻ってきた。ひとしきり、あっちに振られ、こっちに揺すられした末に、本殿の前に降ろされる。
「これより、ご神体を本殿にお戻しします」という説明があり、宮司さんがうやうやしく神輿の前扉を開ける。伸び上がって見ていたが、宮司さんは、さっと何物かを抱き取ると、袖に包み、背中を丸めて本殿に駆け込んでしまった。
生きている信仰を見るようで、厳粛な気持ちになった。
でも、日本の神様って、こうして1年に1回くらい、外に連れ出してやって、あそんであげないと駄目なのね。そこがおもしろい。