見もの・読みもの日記

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蘭州・寧夏から内蒙古2010【3日目】蘭州→固原

2010-08-21 02:31:41 | ■中国・台湾旅行
■白塔山公園

 蘭州市のシンボルとも言うべき、黄河にかかった中山鉄橋を渡り、見晴らしのいい白塔山に登る。山頂には元代の白塔(ラマ教の白塔と多重塔を折衷したような、変わったかたち)が立ち、その足下には、蘭州名物の刻絵葫蘆(ひょうたん)を売る店がある。以前来たとき、一生懸命値切って買って帰ったのは、西遊記の一場面を描いた高級品の絵葫蘆だった。まだ大事に持っているが、日本の湿気に負けて、すっかり黒ずんでしまった。今回は、「学生の作品」だという、飛天を描いた安物をあえて買う。ゆるい感じが気に入ったので。

↓今回のお買い上げ


↓前回のお買い上げ(丁丑年、陳紅の銘あり)


 これで、短い蘭州滞在は終了。専用車で、草原あり、台地あり、緑の山ありの車窓風景を楽しみながら、省境を超えて、固原に向かう。途中、名物の地鶏で昼食。老練な運転手さんに勧められ、同行の友人(女性)は、焼きニワトリの頸にかぶりつく。

 夕刻、寧夏回族自治区の固原市に到着。甘粛省蘭州の運転手さんの仕事はここまで(中国の運転手さんは、一般に省境を超えた仕事をしない)。夕食から、寧夏の車と運転手さんに交替したが、上述のいちばん若い友人が、食事時に「吃肉(肉を食べなさい!)」と勧められるのは同じ。

(9/2記)
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