金曜日(7/30)の昼過ぎに東京を出て、久しぶりに京都へ。東山に向かう。
■高台寺 掌美術館 『夏の名宝展』(2010年7月8日~8月29日)
お目当ては室町時代の観音図。六観音が六道に対応している。Wikiによれば、人間道を准胝観音が担当するのは真言宗系である由。千手観音が清水式なのも目をひいた。
■清水三年坂美術館 企画展『小村雪岱の世界~知られざる天才画家の美意識と感性~』(2010年5月28日~8月22日)
もうオモテに「閉館」の札が出ていたのだが、「15分でいいですから」とお願いして入れてもらい、2階の企画展だけを駆け足で見る。版画は、埼玉近美の雪岱展で見たものと重なっていたが、肉筆画(仏画)は、初見か、あるいは埼玉ではあまり気に留めなかったものが見られて嬉しかった。また、雪岱が装丁した鏡花本をそのまま香合に仕立てた作品があって、愛らしかった。
■西国十六番 音羽山清水寺
いつもにぎわっている納経所も、17時を過ぎるとさすがに人影がない。おそるおそる、先達会入会とともにいただいた巻子の納経帖を出してご朱印を乞うと、窓口のおじさんにハッと手を合わせて、一礼された。いやいや、まだ若輩者なのに。こうして気持ちも新たにニ巡目の巡礼スタート。
翌日(7/31)、京都国立博物館の入口で、京都在住の友人2人と合流(いつもの仏友と、その部下?である年下の友人)。秋成展のことは別述するとして、そのあとの巡礼コースは以下のとおり。
■西国十五番 新那智山観音寺(今熊野)
■西国十七番 補陀洛山六波羅蜜寺
既に先達会から授与された巻子のご朱印帖も四巡目の友人。その文字を見ながら、納経所のおじさんたちが「一巡目は○○さんやな」「ニ巡目と三巡目は○○さんや」と論評し合う。言われてみると、今回、友人がいただいたご朱印(いちばん右端のおじさん)は特徴があって、以前、私も貰った覚えがある。ここの納経窓口担当は3人で、座る場所はいつも不変なのだそうだ。「覚えておいて、またおいで」と言われた。
■西国十八番 紫雲山頂法寺(六角堂)
屋内の納経所でご朱印をもらっていると、突然、バサッと叩きつける雨のように、窓ガラスの激しく揺れる音。外を見ると、窓ガラスを背に、ハトに餌をやっている人がいて、ハトの大群が押し寄せているのだ。怖い~。餌は売店で売っているが、「ハトに餌の袋を見せないでください」と書いてあった。知能、高いんだなあ。一方で、「六角堂といえばハト」だそうで、さまざまな鳩グッズも。
■西国十九番 霊ゆう山行願寺(革堂)
ご朱印をもらおうとして、不審な様子の友人。「六角堂で、ハトに気をとられてご朱印帖を忘れてきた」という。取りに行ってくる、じゃあ待ってる、という話をしていたら、納経所のおばさんが「自転車貸してあげようか?」と親切に声をかけてくれた。無事、ご朱印帖は友人の手元に戻って、事なきを得る。全て全て観音様のお導き。
■高台寺 掌美術館 『夏の名宝展』(2010年7月8日~8月29日)
お目当ては室町時代の観音図。六観音が六道に対応している。Wikiによれば、人間道を准胝観音が担当するのは真言宗系である由。千手観音が清水式なのも目をひいた。
■清水三年坂美術館 企画展『小村雪岱の世界~知られざる天才画家の美意識と感性~』(2010年5月28日~8月22日)
もうオモテに「閉館」の札が出ていたのだが、「15分でいいですから」とお願いして入れてもらい、2階の企画展だけを駆け足で見る。版画は、埼玉近美の雪岱展で見たものと重なっていたが、肉筆画(仏画)は、初見か、あるいは埼玉ではあまり気に留めなかったものが見られて嬉しかった。また、雪岱が装丁した鏡花本をそのまま香合に仕立てた作品があって、愛らしかった。
■西国十六番 音羽山清水寺
いつもにぎわっている納経所も、17時を過ぎるとさすがに人影がない。おそるおそる、先達会入会とともにいただいた巻子の納経帖を出してご朱印を乞うと、窓口のおじさんにハッと手を合わせて、一礼された。いやいや、まだ若輩者なのに。こうして気持ちも新たにニ巡目の巡礼スタート。
翌日(7/31)、京都国立博物館の入口で、京都在住の友人2人と合流(いつもの仏友と、その部下?である年下の友人)。秋成展のことは別述するとして、そのあとの巡礼コースは以下のとおり。
■西国十五番 新那智山観音寺(今熊野)
■西国十七番 補陀洛山六波羅蜜寺
既に先達会から授与された巻子のご朱印帖も四巡目の友人。その文字を見ながら、納経所のおじさんたちが「一巡目は○○さんやな」「ニ巡目と三巡目は○○さんや」と論評し合う。言われてみると、今回、友人がいただいたご朱印(いちばん右端のおじさん)は特徴があって、以前、私も貰った覚えがある。ここの納経窓口担当は3人で、座る場所はいつも不変なのだそうだ。「覚えておいて、またおいで」と言われた。
■西国十八番 紫雲山頂法寺(六角堂)
屋内の納経所でご朱印をもらっていると、突然、バサッと叩きつける雨のように、窓ガラスの激しく揺れる音。外を見ると、窓ガラスを背に、ハトに餌をやっている人がいて、ハトの大群が押し寄せているのだ。怖い~。餌は売店で売っているが、「ハトに餌の袋を見せないでください」と書いてあった。知能、高いんだなあ。一方で、「六角堂といえばハト」だそうで、さまざまな鳩グッズも。
■西国十九番 霊ゆう山行願寺(革堂)
ご朱印をもらおうとして、不審な様子の友人。「六角堂で、ハトに気をとられてご朱印帖を忘れてきた」という。取りに行ってくる、じゃあ待ってる、という話をしていたら、納経所のおばさんが「自転車貸してあげようか?」と親切に声をかけてくれた。無事、ご朱印帖は友人の手元に戻って、事なきを得る。全て全て観音様のお導き。