今年も「鮎を食す会」に参加。塩焼、甘露煮、鮎酒に鮎ごはん…T市の老舗割烹・南都屋さんで鮎づくしの料理を堪能した。今回はM市の布部というところで獲れたもの。てっきり地元の胎内川のものかと楽しみにしていたのに…。
少し小振り?鮎酒には丁度いいものの、ズラリと並んだ焼き物には、卵が入っていないと参加した長老が指でつまんで確認する。オスばかり?
面白い説がある。鮎は友釣りが主流。川を遡上する鮎が、縄張りを守ろうと「おとり」を追う習性を利用したものだが、この釣る方法により生きのよいオスが釣られてきたため、弱くて無頓着なオスの鮎だけが残り、鮎の世界の生態系というかDNAが変わってきたのではないか?現に、友釣り自体、鮎の追いかける力が弱くなり、食い付きが悪くなっているとか…。
オスのメス化?もしくは、メスがオスに興味を無くしている?もしかして、この日もオスだけが並んだのではなく、メスが卵を持たなくなった?鮎も少子化につながらければいいですがねー。