これ、何だかわかります?先週の役員研修会で、いまT市で建設が進む学校建設現場での一コマ。実は、屋根に並べられたソーラーパネルである。そう、太陽光により、発電をするシステムが、取り入れられているのである。
最近、「エコスクール」などとよく聞くが、ここでは太陽光発電のほか、廃材を活用した新建材や、雨水をトイレなどで利用する最新の設備が導入されている。そのほか、ペアガラス、床暖システム、校庭の芝生化など、至れり尽くせり、ありとあらゆる技術が取り入れられている。
「贅沢!何もそこまで…」とか、「学校は多少不便なくらいがいい!」という向きもあるだろう。利便性・快適性はともかくとしても、地球環境を考え、自然に感謝し、緑を守り育てるというスタンスは、これからの教育には欠かせないものになるはず。特に、自然が残っているこの新潟でこそ考え及ぶ学習素材ではないか?
教育は100年の大計。財政難の折に、教育にお金をつぎ込むことこそ「米百俵」の精神。といっても答えは容易に見いだせないものの、元気な子どもたちの声がいつまでも響く校舎になってほしいと願うばかりだ。