行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

バルサは、カンテラを見てくれ!

2009年09月13日 | スポーツ・スポーツ観戦

(本日2回目のサッカーネタを書き込む!長文をお許しあれ)

この日バルサも難なく勝利!まあ、代表帰りのメッシとダニエウ・アウベス、そしてケガから復帰戦となったイニエスタを投入することにはなるが、ズラタンを絡めて華麗なサッカーを見せてくれた。今シーズンは、万全のスタートだ。

レアルとの違い?そう、バルサには充実したカンテラ(下部組織)の存在がある。そして、スペインが息づいていること。ことカタルーニャ(地元)出身の選手がチームの中心。ヨーロッパ各地で活躍した選手を集めているように錯覚されそうだが、実はそうでもない。

グラウディオラ監督自身、カンテラ出身でバルサでプレーしていた。中心選手のメッシは、アルゼンチン人でありながら、若い時からカンテラで磨きに磨きをかけてきた。プジョル、シャビ、イニエスタ、ピケなどもスペイン人のカンテラあがり。若い、ボージャンやブツケツなどもそうですから…。他のチームで活躍するデ・ラ・ペーニャ、セスク・ファブレガスなどのテクニシャンもバルサの血を引いている。

「アルゼンチン人でありながら、裏切った」?今回の代表戦だけでなく、早くから海を越えたメッシに、S1は簡単にそういう。確かに、ヨーロッパのクラブが南米の有望選手を青田買いしたり、引き抜きたりすることは、しばしば反感を買うことがある。

メッシは、小さい時からアルゼンチンのクラブから誘いを受けていた。しかし、メッシには成長ホルモンの異常という病気があり、その高額な治療費の面倒を見てほしいという両親の願いがクラブ側に受け入れられずに断念。

果たしてサッカーが続けられるか?という厳しい境遇から救い出したのがバルサだった。メッシの目の輝きだけを見て入団を許可したものの、そのとき、メッシは13歳。しかも、病気のため身長は140センチしかなっかたとか…。

もちろんメッシは家族ごとスペインへ移る。だが、妹(姉だったかな?)がスペインになじめず、母親とともに帰国の途に着くことに。でも、家族と離れ離れになって落ち込むメッシを、バルサは、ホントにしっかりと面倒をみたそうだ。

とにかく、メッシのような外国人の所属は珍しく、地元の原石をしっかり磨くことで定評のバルサのカンテラ。出身選手が帰ってくることにも寛容だし、たとえトップチーム入りできなくても、生活面での面倒見がいいことでも有名!

バルサのカンテラが、時間を掛けてやっと育てた選手を金で連れていくのがプレミア!そこで名を挙げた選手を大金を積んで欲しがるのがいまのレアルなのだ。分かった?S1クン!

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獲得選手も、放出選手も、ベンチも監督も「銀河系」?ついに、レアルを斬る!

2009年09月13日 | スポーツ・スポーツ観戦

楽しみにしていたのに、中村俊輔は代表戦の疲れからか、前半でデ・ラ・ぺーニャと交代。今節はレアル・マドリー戦、ここでブレイクしてほしかったのに、少し残念。

しかし、レアルというチームは何を考えているんでしょうねー。ついに、この話題に触れることになる。

御承知のこととは思うが、一通り顔ぶれを見ると、マンUからCロナウド、ミランからカカという超ワールドクラスの二人で200億円。そのほかにフランス代表で、以前からこのブログでもビッグクラブに行くのではないかと触れていたベンゼマ、そしてスペイン代表のシャビ・アロンソ、ほかにもアルベロア、アルビオルも獲得。総額350億、サッカー界を震撼させる大移動となった。

「新銀河系」?銀河を超えているでしょ!フィーゴやジダンを獲った時のように、契約期間が残っている選手を金を積んでは引っ張ってくる。銀河の単独支配を望むダースベーダと、おもちゃ売り場のハヤタ(S1の長男)のダダこぎの合わせ技!

放出した選手も凄いよー!スナイデル、ロッベン、フンテラールというオランダ代表トリオ。バロンドールのカンナバーロは契約切れとはいえ、サビオラ、エインセなどのアルゼンチン代表組は定員オーバーのため、船に乗れないから切られるという口だ。(イグアイン、ガゴは残りました!)

わがままは選手だけでない。2006年、ユーベの降格に伴い、現イングランド代表監督のカペlッロ(以前にもレアルの監督経験あり)を招聘したのを皮切りに、シュスター、ファンデ・ラモス、現監督のペジェグリーニと、リーガ・エスパニョーラで頭角を現した監督を次々と引っ張ってくる。

まだまだ…。会長職にいたっても、総会での不正事件や問題発言など、成績不振だけでなく、クラブ運営上の問題で交代が続く。そして、なり手のいない職に、今回「銀河系」を築いたペレス会長が就任。UEFA会長のプラティニは、何をやらかすか分からないこの人自体を会長職にしたくなかったとも言われている。

やり方とすると、プレミアの金に糸目をつけないチーム(シティのことだが…)と似ていると言えば似ているが、「レアル」はビッグ・ネームですから…。バルサ?今回の移籍出の獲得は3人だけ。バルサニスタ同様、カンテラ出身の選手で十分だと思う。グラウディオラ監督自身、バルサ下部の出身。これは魅力というか、素敵だと思いますよ。

この日の試合は勝っているけど、布陣を見るとベンゼマのワントップ?ベンチを見ると、ロナウド、ラウル、ファン・ニステールロイが控えですって、ベンチも「銀河系」だ!

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