楽しみにしていたのに、中村俊輔は代表戦の疲れからか、前半でデ・ラ・ぺーニャと交代。今節はレアル・マドリー戦、ここでブレイクしてほしかったのに、少し残念。
しかし、レアルというチームは何を考えているんでしょうねー。ついに、この話題に触れることになる。
御承知のこととは思うが、一通り顔ぶれを見ると、マンUからCロナウド、ミランからカカという超ワールドクラスの二人で200億円。そのほかにフランス代表で、以前からこのブログでもビッグクラブに行くのではないかと触れていたベンゼマ、そしてスペイン代表のシャビ・アロンソ、ほかにもアルベロア、アルビオルも獲得。総額350億、サッカー界を震撼させる大移動となった。
「新銀河系」?銀河を超えているでしょ!フィーゴやジダンを獲った時のように、契約期間が残っている選手を金を積んでは引っ張ってくる。銀河の単独支配を望むダースベーダと、おもちゃ売り場のハヤタ(S1の長男)のダダこぎの合わせ技!
放出した選手も凄いよー!スナイデル、ロッベン、フンテラールというオランダ代表トリオ。バロンドールのカンナバーロは契約切れとはいえ、サビオラ、エインセなどのアルゼンチン代表組は定員オーバーのため、船に乗れないから切られるという口だ。(イグアイン、ガゴは残りました!)
わがままは選手だけでない。2006年、ユーベの降格に伴い、現イングランド代表監督のカペlッロ(以前にもレアルの監督経験あり)を招聘したのを皮切りに、シュスター、ファンデ・ラモス、現監督のペジェグリーニと、リーガ・エスパニョーラで頭角を現した監督を次々と引っ張ってくる。
まだまだ…。会長職にいたっても、総会での不正事件や問題発言など、成績不振だけでなく、クラブ運営上の問題で交代が続く。そして、なり手のいない職に、今回「銀河系」を築いたペレス会長が就任。UEFA会長のプラティニは、何をやらかすか分からないこの人自体を会長職にしたくなかったとも言われている。
やり方とすると、プレミアの金に糸目をつけないチーム(シティのことだが…)と似ていると言えば似ているが、「レアル」はビッグ・ネームですから…。バルサ?今回の移籍出の獲得は3人だけ。バルサニスタ同様、カンテラ出身の選手で十分だと思う。グラウディオラ監督自身、バルサ下部の出身。これは魅力というか、素敵だと思いますよ。
この日の試合は勝っているけど、布陣を見るとベンゼマのワントップ?ベンチを見ると、ロナウド、ラウル、ファン・ニステールロイが控えですって、ベンチも「銀河系」だ!