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付け焼き刃の覚え書き

 開設してからちょうど20年。データも多いのでお引っ越し作業はタイヘン。どこへ引っ越そうか?

「ダンタリアンの書架1」 三雲岳斗

2010-06-02 | 本屋・図書館・愛書家
「新たな美食の発見は、人類の幸福にとって新たな天体の発見以上のものである」
 美食家グレイアム・アトキンソンの言葉。

 場所はたぶん英国。時はたぶんどちらかの世界大戦が終わってしばらくしてというあたり。魔界の叡智と悪魔の秘儀によって生み出された幻の本、幻書を収めたダンタリアンの書架を管理する“黒の読姫”ダリアンとその従者(もしくは保護者)ヒューイが出会う、人と幻書の物語……。

 返却期限の来た本や盗まれた本を回収に行ったり、必要な人に本を貸したりする話。
 読んでいて昔懐かしい気分になりました。そっくりそのままではないけれど、昔に読んだSF短編とか(小松左京の「凶暴な口」だったかな)と共通の定番モチーフが使われていたりするんですよね。それをこう、料理したかと。

【ダンタリアンの書架】【三雲岳斗】【Gユウスケ】【迷宮図書館】【六次のへだたり仮説】【返却期限】【美食】【天才児】【戦災】【人狼】
コメント
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