
美食家グレイアム・アトキンソンの言葉。
場所はたぶん英国。時はたぶんどちらかの世界大戦が終わってしばらくしてというあたり。魔界の叡智と悪魔の秘儀によって生み出された幻の本、幻書を収めたダンタリアンの書架を管理する“黒の読姫”ダリアンとその従者(もしくは保護者)ヒューイが出会う、人と幻書の物語……。
返却期限の来た本や盗まれた本を回収に行ったり、必要な人に本を貸したりする話。
読んでいて昔懐かしい気分になりました。そっくりそのままではないけれど、昔に読んだSF短編とか(小松左京の「凶暴な口」だったかな)と共通の定番モチーフが使われていたりするんですよね。それをこう、料理したかと。
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