付け焼き刃の覚え書き

 本や映画についての感想とかゲームの覚え書きとかあれこれ。(無記名コメントはご遠慮ください)

「パリは恋と魔法の誘惑」 ケイティ・マカリスター

2014-09-17 | 日常の不思議・エブリデイ・マジック
 ライトノベルとロマンス小説って似てるよね。
 ハヤカワ文庫のコージーミステリやロマンス小説専用レーベル、イソラ文庫の1冊。

 美術品の運び屋として、黄金の水差しを携えてパリにまで来たアメリカ人のアシュリン。
 ところが届けるはずの女性が魔法陣の中で殺されていて容疑者にされた上、水差しは謎の男ドレイクに奪われてしまう。
 なんとか身の潔白を証明し、奪われたアイテムを奪回しないといけないのだが、パリで出会う人々は誰も彼もが彼女のことをガーディアンと呼び、ドレイクはワイヴァーンだというのだ……。

 メインキャラクターが人間以外の存在なロマンス小説をパラノーマル・ロマンスと分類するのだけれど、これもその1つ。
 パッとしない主人公が、特に努力とかした覚えもないのに実は凄い能力があるのだと周囲から認められ、同時にトラブルにも巻き込まれる中で、魅力的な異性と知り合い、互いに反発しながらも惹かれあっていく話なので、ある意味、ロマンス小説とライトノベルのパターンを同時に踏襲しているんですね。

【パリは恋と魔法の誘惑】【アシュリン&ドラゴン】【ケイティ・マカリスター】【イソラ文庫】【ハヤカワ文庫】【聖少女バフィー】【ハリー・ポッター】【召還】【バアル】
コメント
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