付け焼き刃の覚え書き

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「南蛮服と火縄銃」 静川龍宗

2014-09-18 | 時代・歴史・武侠小説
 時は戦国、永禄6年。
 将軍の暗殺を防ぎたい南蛮服の少女かがせは、九州は肥前にて、来日した修道士ミゲルとその従者一行に接触した。だが、ミゲルの目的はキリスト教の布教にはなく、異教の神々の血統である「因子もち(ティラノス)」の発現を確認することであり、従者たちは神々の力を駆使する美少女であった……。

 表紙イラストとタイトルから角川映画版『セーラー服と機関銃』を意識していると思うのだけれど、中身はどちらかというとアメコミ調の『仮面の忍者赤影』といった雰囲気。
 キリスト教から北欧神話までのウンチクやら、空飛ぶ円盤や宇宙人との戦いやら、美少女たちのお茶会やら、あれこれぎっしり詰め込みすぎた感はあります。本当のメインキャラ以外は、とりあえず設定を出し惜しんだ方が良かったと思います。

【南蛮服と火縄銃】【静川龍宗】【モフ】【スマッシュ文庫】【戦国史改変ノベル】【歴史冒険活劇】【異能バトル】【松永久秀】【足利義輝】【巡察師】
コメント
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