「最高の復讐は、復讐したい相手より幸せになること」だから自分は前向きに取り組んでいるとシンイチ。
ヒノモト国の基盤を築いたシンイチは、続いて皇国以外の諸国を歴訪して国交樹立に奔走する。
現代地球の知識を伝えながら友好的に接してくるシンイチに、各国は損得勘定をした上で協調路線を選択していくが、人間と魔族が融和していく流れが世界の管理者を自称する七人の天使には面白くなかった。
天使サマエルらは代わりに道具袋の力を無効化できる武器を生み出すと、騎士アーシャらを使徒に仕立て上げ、各地で内乱を起こし世界を混乱させるために送り出した……。
ついに天使登場で最弱勇者は窮地に追い込まれます……が、確かに天使の持つ力は強大ですが、言動に小物感がたっぷり。神託と武器を与えて使徒をでっちあげるなら、もう少し人材登用を考えろといいたくなります。
一方、キャラがしっかり立ってきたのが伯爵領の次期当主ドンコイ。
「暗愚な色ボケ御曹司」から「深謀遠慮な策士」へとジョブチェンジしたあとは、何を間違ったか「アイドルおたくな名君」となって暴走しております。
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