
長兄で小説家をしている黒河修哉は、昔、遠子にそう語った。
ある日、アルティリアは前世の記憶を取り戻し、自分が現代日本から魔法学院を舞台とした乙女ゲーム『ルーンナイトコンチェルト』の世界に転生していたことに気づいた。しかも、最後には破滅する、噛ませ犬の公爵令嬢。
まだ9歳。破滅ルート回避の時間はまだあると、主人公に張り合って破滅しないよう、原作から外れて学園ルートを回避。さらにゲームでは早々に見切りを付けていた、布と糸でできたモノに命を与える力「人形魔法」を極めようと決意した……。
乙女ゲームのライバルキャラを回避しようとフラグ折りに奔走するけれど、ぜんぜん「おとなしく」ないという大展開。作った人形に精霊が乗り移るのは良いけれど、そもそも精霊というのは太古の戦いに敗れたかつての神々。そんな人形たちが彼女の意を勝手にくんで大暴れ。
さらには彼女を死の運命から転生によって救った神も、それは2000年後の存在。今はまだ人々の試練を与えるのを愉しむ邪悪な存在で、同一存在の過去と未来から助けられたり落として入れられたり大忙しの主人公の冒険譚です。
連載と比較すると整理されて完成度も上がってます。この勢いで完結まで突っ走って欲しいものです。
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