外宇宙へ旅立とうという冒険家トミー・エヴァンズと彼を取材していたイヴニング・ポスト紙の記者ゲイリーは、冥王星へ向かう途中、漂流中の宇宙船を発見した。およそ1000年は漂流していたであろう宇宙船の唯一の生存者は、仮死状態になっていたキャロライン・マーチン。しかし彼女は仮死状態にあっても意識を失っていなかったため、数学の天才となっていた……。
冒険家と記者と科学者と天才的数学科が、宇宙崩壊の危機に立ち向かう話。
タイトル違いで、別物と思って購入したら中身は同じだった話。
最初は1975年にハヤカワから団精二（荒俣宏）の翻訳で「大宇宙の守護者」として刊行され、その３年後、アメリカで映画「スターウォーズ」がヒットした翌年に南山宏の訳で「スペースウォーズ」として徳間書店からノベルスで刊行。タイトルもイラストの雰囲気も違うから騙されたけど、どちらも原題は「Cosmic Engineers」。内容的には「大宇宙の守護者」の表紙の方が中身を伝えてます。
【大宇宙の守護者】【スペース・ウォーズ－宇宙十字軍－】【クリフォード・Ｄ・シマック】【ハヤカワ文庫ＳＦ】【トクマノベルス】【地獄の犬】【時空歪曲通路】【宇宙衝突】【確率未来】
