パソコンが高性能・低価格化し普及する以前、インターネットが存在しなかった時代に生まれたPBM。オリジナルはアメリカのフライングバッファロー社が製作し、そのライセンスをスターウェブ・ジャパンが取得して運営してました。
その目指すところはD&DタイプのファンタジーRPGのコンピュータ処理によるステージ共有。参加者はポイントを消費して複数のキャラクターを作成してパーティーを編成し、ダンジョンに挑むというもので、その(移動や探索や攻撃などの)行動をアクションに書き込み郵送。オフィシャルがそれをコンピュータに入力して判定し、結果を紙に出力して、そのプリントアウトを郵送。その繰り返しでターンが進みます。ルールブックが750円で、その他に毎ターン数百円の課金が必要でした。
同じフライングバッファロー社デザインのスターウェブは今でも本国版が動いているとの噂も聞きますが、こちらはさっぱり。
それも仕方の無いことで、単独パーティーなら既にパソコン版ウィザードリィとかが既にありました。これはまともにパソコンを用意したら50万円コースの時代ですから、それよりはコストはかからなかったものの、数年待てばファミコン版ウィザードリィやドラゴンクエストが登場してます。さらに複数プレイヤーの競い合いならやがてMMORPGが登場……ということで、日本ではやや遅すぎたという感じ。
なにせ、移動して部屋の扉を開ける、中を確認できるのがおおよそ2週間後。敵がいた、魔法で攻撃だ……結果が分かるのが2週間後。まだ、動いているぞ、再度攻撃だ!……でさらに2週間。結果を見たら、通りすがりの他パーティーから攻撃魔法を打ち込まれ、こちらも丸焼け……今時、そんな展開を郵便でやりとりしてはいられません……。
【ヒロイック・ファンタジー】【スターウェブ・ジャパン】【フライングバッファロー】【PBM】【プレイ・バイ・メイル】
その目指すところはD&DタイプのファンタジーRPGのコンピュータ処理によるステージ共有。参加者はポイントを消費して複数のキャラクターを作成してパーティーを編成し、ダンジョンに挑むというもので、その(移動や探索や攻撃などの)行動をアクションに書き込み郵送。オフィシャルがそれをコンピュータに入力して判定し、結果を紙に出力して、そのプリントアウトを郵送。その繰り返しでターンが進みます。ルールブックが750円で、その他に毎ターン数百円の課金が必要でした。
同じフライングバッファロー社デザインのスターウェブは今でも本国版が動いているとの噂も聞きますが、こちらはさっぱり。
それも仕方の無いことで、単独パーティーなら既にパソコン版ウィザードリィとかが既にありました。これはまともにパソコンを用意したら50万円コースの時代ですから、それよりはコストはかからなかったものの、数年待てばファミコン版ウィザードリィやドラゴンクエストが登場してます。さらに複数プレイヤーの競い合いならやがてMMORPGが登場……ということで、日本ではやや遅すぎたという感じ。
なにせ、移動して部屋の扉を開ける、中を確認できるのがおおよそ2週間後。敵がいた、魔法で攻撃だ……結果が分かるのが2週間後。まだ、動いているぞ、再度攻撃だ!……でさらに2週間。結果を見たら、通りすがりの他パーティーから攻撃魔法を打ち込まれ、こちらも丸焼け……今時、そんな展開を郵便でやりとりしてはいられません……。
【ヒロイック・ファンタジー】【スターウェブ・ジャパン】【フライングバッファロー】【PBM】【プレイ・バイ・メイル】