「俺は俺。梵我一如、光魔ルシヴァルであり、ただの女好きな男だ」ついに迷宮都市ペルネーテに到着したシュウヤとロロは、たまたま知り合った女冒険者レベッカと臨時パーティーを組んで迷宮に挑む。ハーフエルフのレベッカは、不運をもたらし、パーティーメンバーが死ぬと他の冒険者からは敬遠されていたが、美人だからシュウヤは気にしない。
しかし、迷宮攻略に専念するのは難しい。
この街に根差す闇ギルド「月の残骸」と奇妙な因縁も生まれ、日本からの転生者だという神秘的な占い師カザネと出会い、教皇庁所属のミラとも再会する。この街でも波乱万丈だった……。
闇ギルド同士の抗争も激化しそうだし、いろいろ起きているけれど、あまりストーリーが進んでいるという読後感はありません。やっと迷宮都市。もうちょいポイントを下げて、行間詰めて、字数を増やしても良い気はしますが、そうしたら読みにくくなるかなあ。
主人公の、自分から積極的に関わるのは女性だけだという割り切りは好きです。
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