乙女ゲーム「風鳴る大地」の世界にヒロインとして転生したルナリーゼだったが、ヒロインだからと調子に乗っていたらいつの間にか悪役令嬢を苛めていたとして追放。仕方なく冒険者として食べていこうとしたルナリーゼだが、祝福しか使えないヒーラーを迎え入れるパーティーはなく途方に暮れてしまう。そんなルナリーゼに声をかけて雇い入れたのは、続編の攻略対象であるクロエリード王。そう。ゲームの続編では前作のヒロインがライバル役で登場する事になっていたのだ……。
悪役令嬢転生モノで、調子に乗っていたヒロイン（転生者）が真面目に頑張っていた悪役令嬢（転生者）に負けて最期に放逐されるのは最近の王道パターンだけれど、それを調子こいていたヒロイン視点で描いたもの。
存在しない乙女ゲーム転生パターンが確立されると、それに対するアンチテーゼなどバリエーションが一気に増えましたが、この作品が発表された2019年はまさに悪役令嬢転生モノのカンブリア紀。そんな中でも悪役令嬢逆転モノを相手側から視るという、ある意味オーソドックスなものですで逆王道。
【今日もわたしは元気ですぅ!!（キレ気味）〜転生悪役令嬢に逆ざまぁされた転生ヒロインは、祝福しか能がなかったので宝石祝福師に転身しました〜】【古森きり】【藤未都也】【Ｋラノベブックスｆ】【小説家になろう】【宝石祝福師】【カボチャハウス】
