「わしは振りかえらない」９世紀のロシア、サンクトペテルブルグ。14才の貴族の少女サーシャの祖父は、調査船ダバイ号を率いて北極探検に向かい消息を絶ち、偉大な探検家であった祖父と家族の名誉は失われた。サーシャは祖父の書斎からダバイ号の航路に関するメモを手に入れたが、ロシア高官の父も科学アカデミーの重鎮である王子も関心は無く、価値はないと見放した。
少女は１人家を飛び出し、北極点を目指す。お祖父様の名誉のために……。
2015年の日本公開の際に面白そうだなと思ったけれど、東京などの一部の劇場公開にとどまったので見に行けず、気がついたら2020年にBlu-rayが発売されていたので即購入したものの見る暇がなく放置していて忘れていたら、テレビで流れていた対談を見て思い出しました。
「北極点に行きたいです」
「北極点に何があるんですか？」
「北極点です……」
その場でBlu-rayを掘り出して視聴。
まんま北極点を目指したまま行方不明になった祖父の足跡を追う少女の冒険譚でした。面白かった。
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