ダンジョンが存在する現代日本。孤児院で育った高校生、横川一太には好きな女の子がいるが、彼女は現在世界で只一人の「勇者」という高嶺の花で探索者シーカーの頂点となるべき存在。勇者はその者が生きている限り他の国には誕生しないため、諸外国から命を狙われる存在でもある。
そんな彼女になんとかお近づきになりたいと願っていた横川に発現した職業はなんと「NINJYA」だった。「忍者」ではなく、なぜ「NINJYA」なのかは分からないけれど、いかにもアメリカ人あたりが想像していそうなスキル構成だった……。
コメディタッチでテンポ良く進むけれど、メインストーリーに一本スジが通っていて、なんのかんのいってもダンジョンは過酷で、諸外国の勢力から直接間接を問わず妨害工作が仕掛けられ、内紛の種も尽きないという状況はシビアで人もさくさく死にます。そのあたりの緩急の付け方が絶品。
ダンジョン探索ものとかラブコメというよりは、煩悩だらけでダメダメな主人公がいつの間にか覚醒しているのに本人だけが気づいていないサクセスストーリー。飴と鞭を通り越してストックホルム症候群みたいに非道い師匠をひたすら慕うようになっていく友人たちを「ああ、いいように弄ばれて」と笑っている本人もいつの間にかしっかり染まっているのに気づいていない。いろんな意味で常識がマヒしていく主人公を見守り続ける師弟ものの側面もあります。
挑むダンジョンがいきなり「名古屋栄」ダンジョン、次に「渥美」ダンジョン、「名古屋北」、「香嵐渓」に「日間賀島」と完全にご当地ダンジョンものになっているのも嬉しいかな。
【憧れのあの子はダンジョンシーカー~僕は彼女を追いかける?~】【マニアックパンダ】【愛知県】【アルファポリス】【カクヨム】【横島忠夫】
そんな彼女になんとかお近づきになりたいと願っていた横川に発現した職業はなんと「NINJYA」だった。「忍者」ではなく、なぜ「NINJYA」なのかは分からないけれど、いかにもアメリカ人あたりが想像していそうなスキル構成だった……。
コメディタッチでテンポ良く進むけれど、メインストーリーに一本スジが通っていて、なんのかんのいってもダンジョンは過酷で、諸外国の勢力から直接間接を問わず妨害工作が仕掛けられ、内紛の種も尽きないという状況はシビアで人もさくさく死にます。そのあたりの緩急の付け方が絶品。
ダンジョン探索ものとかラブコメというよりは、煩悩だらけでダメダメな主人公がいつの間にか覚醒しているのに本人だけが気づいていないサクセスストーリー。飴と鞭を通り越してストックホルム症候群みたいに非道い師匠をひたすら慕うようになっていく友人たちを「ああ、いいように弄ばれて」と笑っている本人もいつの間にかしっかり染まっているのに気づいていない。いろんな意味で常識がマヒしていく主人公を見守り続ける師弟ものの側面もあります。
挑むダンジョンがいきなり「名古屋栄」ダンジョン、次に「渥美」ダンジョン、「名古屋北」、「香嵐渓」に「日間賀島」と完全にご当地ダンジョンものになっているのも嬉しいかな。
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