料亭稲穂の角館物語

安全無添加食材の角館懐石「料亭稲穂」

角館発 高い文化の角館 当店茶室で「初釜茶会」が行われました。

2011-01-16 20:44:38 | 稲穂の料理

  

みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今日のお天気は くもりのち雪 時々ちょっぴり青空

最高気温は -2度 最低気温は -9度

さんび日が続くのもだいぶ慣れましたが やっぱりさんびものはさんびんし

(寒い日が続くのもだいぶ慣れましたが やはり寒いものは寒い) 今日一日でした。

今日の写真は 今日行われました 「初釜茶会の様子です」

最初の写真は 使われたお菓子の写真でございます

一昨年も弊店のお茶室で行っていただきました。

お茶の先生の計らいで 私の分をと頂戴しました

右上から時計回りに お濃茶用菓子 くらた謹製「亀甲」 そして薄茶用 くらた謹製「羽子板」「千代結び」

角館 唐土庵謹製 「生唐土」「茶果仙」 です。季節感がありとても薄甘く美味しい菓子がしでした

角館は武家町ですので 茶道・華道が盛んです。

その文化を繋いでいこうとする若い方達も少しずついらっしゃり

今日のお茶会の中では 19歳の若さで茶道を学んでいらっしゃる方もおりました

午前10時 初釜茶会が始まりました。まずは 「炭手前」から始まり

  

 香合を拝見拝見していただきます 

 

 

そしてお濃茶席が始まる前に 

今日のお茶をたてる棚です(言葉が違うかもしれません)

後ろの屏風まで きれいに撮りたかったのですが・・・

  

そして お濃茶を入れている 「お茶入れを入れている御布地は」「花卯金襴(はなうさぎきんらん)」 

 

   

お濃茶を立てる方の後ろ姿の艶やかなこと!!

 

床の間飾りは 今年年女のY社中の先生の干支「卯と寿」が描かれた扇子

そして「お濃茶を立てる 赤楽焼の 重ね茶碗」

 

一つ一つの手さばきが蓋置にふたを置くときもとても鮮やかでした 

とても鮮やかで見とれてしまいます

        

そしてお茶入れから お茶碗にお茶を入れて いよいよお濃茶を立てます

 

さぁ!いよいよ「お濃茶をどうぞ」と言うとき カメラが電池切れ・・・ショックでした

 

 

そしていよいよ薄茶席 こちらのお茶碗が干支の

「志野焼 卯の花垣(うのはながき」と言う名前のお茶碗だそうです   

 

そしてこのお茶をたてた方の 艶やかな後姿です

そうしたら 写真を撮っていた私にも 

Y先生が「女将さんにも一服さしあげて!と                   

私へのお茶碗は 辰年の際に求めたものだそうです  

         

お隣の先生にも一服たてて届いてまいりました先生へのお茶碗は

午柄のようです。 午年に求められたのでしょうか

そして薄茶席のお道具を拝見いたします

 

この薄茶席の お棗 お茶杓は

 

見事なこと!! お茶杓は 「松寿軒の丹頂(しょうじゅけんのたんちょう)」 

           お棗は 「輪島塗の住吉蒔絵」 だそうです

一つ一つのお道具 そして 手さばき 

日本の文化の基本になることがすべて兼ね備えられており

日本の文化 角館の文化の高さを また更に感じた「初釜茶会」でした

 

 

コメント (6)
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