日々好日

さて今日のニュースは

東証1万500円割れ

2008-10-06 20:02:03 | Weblog
株安はとうとうここまで来たかとの感があります。
好景気時代は2万円台にあった日本証券株指数がドンドン急落して、アット云う間に1万4千円を切ってからの落ち込みは急激なものでした。
これは日本の実体経済を表すより米国発のプライマリローンに始まる、世界金融
不安の波及等、特にリーマンショックからは加速して世界中を駆けめぐりました。
それにしても500円割れとはビックリです。
この全面株安のキーワードは不透明。ヨーロッパ。実体経済だそうです。
シロウトには良く判りませんが、米国経済安定化法案可決はされても、不良債権
買い取り価格しだいでは金融機関は更なる負担増という不透明さで更なる悪化が
予想されると言う。米国発金融危機は増幅され欧州中を荒らし廻り止まる処を
知らないと言う。
金融危機は雇用や会社経営の実体経済にまで影響を及ぼして来たと言う。
当然日本経済の実体経済にも急激に影響が出始めた様です。
米国輸出依存の日本経済、自動車産業から中小企業に、また雇用関係の更なる
悪化、景気の急降下、倒産等悪循環が予想されます。
そして、関係ない様な全面株安を諸に被るのはいつも弱い立場の庶民です。

ロシア外交官着任拒否

2008-10-06 11:31:16 | Weblog
平和ボケの日本はスパイにとっては全くスパイ天国と云われているとか。
ロシアのスパイと言えば戦前のゾルゲ事件です。
旧ソ連時代は悪名高いKGBが、ロシアになったからは対外情報局(SVR)や
軍参謀本部情報総局(GRU)が日本での在日米軍情報や先端軍事技術を求め
闇で蠢いて居ると言う。
今年になってからも、内閣情報調査室の事務官が、GRU所属の在日ロシア大使館2等書記官に情報を渡して居た事が判り国家公務員法違反で処罰されました。
國が存在する以上はお互いに情報の探り合いは仕方の無い事。日本だって大きな顔
は出来ない事が一つや二つは有る筈です。
今回在日ロシア大使館の文化交流担当として赴任予定のロシア外交官への外交査証
発給を日本政府が1年半以上拒否して居る事がすっぱ抜かれました。
この外交官はSVRと関係して居る可能性があって1970年代ソ連時代の大阪 総領事館で文化交流を担当して居た事も有り、スパイ活動の疑いがある外交官
との事が拒否の理由らしい。
外交官を拒否された國は同数の外交官受け入れ拒否が出来るが今の処ロシアはその
気配はないと云う。しかし日本の報道機関のモスクワ支局長の査証発給が1年以上
拒否されて居るが関連性を指摘するロシア側関係者も居ると言う。
ロシアはKGB出身のプーチン前大統領が在任中に弱体化したスパイ体制を回復
させて来た経緯が有り今後ロシアのスパイ活動は活発化する可能性があります。
とは言え北方領土問題や東シベリアの資源開発。年内にも訪日予定の実力者
プーチン現首相との会談等難しい問題を抱えて居ます。
対処を間違えるととんでも無い、外交問題になる可能性があります。
國の安全問題、国益や資源開発の共通利益追求等色々からみ兎に角、外交問題は
複雑です。