日々好日

さて今日のニュースは

株安円高不況?実体経済は?

2008-10-09 09:39:10 | Weblog
金融危機が深刻化した、欧米ではとうとう欧米の6中央銀行が0・5%の同時協調利下げを敢行しました。ただこれ以上利率を下げようの無い日本はカヤの外です。
それでも止まらず、英国は早速大手8銀行に公的資金の注入をしました。
他のEU諸国も、これにならい政府資金の注入に踏み切るらしい。
米国は国情により経済安定化法案による不良債権の政府買い上げでなんとか
切り抜け様としていますが、不良債権の買い上げはかえって金融業界に損害を
殖やす要素が多くどうしても、政府資金の注入なくしては、終始がつかないのでは
と云うのが専らの声です。
振り返り我が国の状況は欧米ほど痛手はないと盛んに政府は強調していますが、
日本の株安は世界でも群を抜いています。他の國が12~15%の下落なのに、
日本は20%以上に大暴落です。
一時は東証で1000円近い大暴落を記録し史上に残る記録らしい。
株安と同時に円高が急激に進行して一時は100円を割り98円台まで記録しました。株価は経済の体温計と言われますが、原油高と諸物価高騰で痛めつけられた
日本経済はまた株安、円高、金融危機の往復ビンタで完全に息の根を止められ様としています。
実体経済にすぐに跳ね返り、この処会社倒産件数がウナギ昇りで、倒産負債額は
8兆円を超えたとの事、今スーパーやデパートで売り上げ激減し閉鎖統合が相次いで居ると言う。此の分では今年の年末はと云う声がしきりです。
サラリーマンもボーナス処か会社倒産、リストラの話が現実の問題になる可能性すら出てきました。
何だか悲観的な話ばかりで、いま与党野党が協力して成立を目指す、緊急経済安定
政策1兆8千億円の補正予算では、焼け石に水とさえ云われる様に経済は逼迫して
来たようです。
政府は次の手段として、追加経済対策に着手したが、間に合うと良いが、余りにも
株安が急激すぎて対応が出来ない状態のようです。
兎に角この苦境を何とか抜け出して欲しいものです。