日々好日

さて今日のニュースは

強い日本を 私の国家再建計画

2008-10-10 10:50:43 | Weblog
今麻生首相が自民党総裁に選出された9月22日に執筆し始め首相指名直前に脱稿し或る月刊誌に投稿した論文が騒ぎを起こして居ます。
それによると、国会冒頭に小沢民主党代表と堂々と論議を闘わし、国民に信を問うと冒頭解散決意を述べて居ると言う。
民主党はこの点に噛みつき、景気回復の名の元に解散を恐れ逃げ回っているのは
おかしい。早く解散をと迫っています。
これに対し麻生首相は世界金融危機の今、日本だけ選挙だと云う時期ではない、緊急経済政策の補正予算案の成立をと切り返しています。
民主党も世間の支持を気にして、補正予算案成立に賛成、インド洋給油活動継続
にも協力と云う変わり様です。しかしこれは民主党上層部の暴走だと党内には
反対勢力がある様です。
麻生首相は更に数兆円の追加経済対策や企業向け政策減税を検討する様に指示した
また民主党が主張していた、高速道路料金の引き下げや公共事業の積み増しを
打ち出しました。これは多分に選挙対策のニオイがします。
これによる財源は赤字国債も辞さないとの事で益々財政再建は遠のいて行く様です
麻生内閣は兎に角実績をと可成り焦っている様な感じです。
経済効果なぞ速効で出るものではありません。
公明党の事情では一日も早い解散総選挙をと云う声が出ています。
また、国民の内にも、この様な大事な時であるから、今の仲間内のたらい回しの 内閣でなく本当に選挙で選ばれた内閣がジックリと腰をすえて政策を実行する必要がるのではと言う声が聞こえだしています。
今選挙を行えば自民党には可成り厳しい結果が予想されます。
当然選挙は出来るなら年を越してからと思うのも無理からぬ事です。
しかしこの論文が案外意外な効果を上げて年内選挙が実現するかもしれません。
敵に背を見せない麻生首相の気っぷの激しさ。
ひょっするとひょっとするぞ!!

不動産投資信託(REIT)

2008-10-10 09:30:36 | Weblog
この間までは日本経済の牽引力になって、ミニバブルとさえ云われた不動産投資
がこの所相次いで大型不動産投資信託法人の倒産騒ぎを起こしています。
不動産投資信託は株式投資と異なり長期間安定して配当を得る事が出来、リスクの少ない投資方法だと一時は可成り重宝がられました。
処が米国発のサブプライローンが起き、外資系資金の引き上げで今まで好調だった
REIT市場が冷え込み、まずリプラスレジデンシャル投資法人が破綻しました。
そしてこの金融危機で資金調達に行き詰まったニューシティーズレジレンス投資
法人が1123億円の大型倒産を発表した。
今までリスクの分散で不動産に直接投資より不動産投資信託を選んだフアンドの
狙いが見事外れた事になりました。
金融危機が日本で実体経済に牙を剥いてきた現れです。
不動産業界や建設業界の大型倒産も噂され、益々金融危機で貸し渋り、経済不況
は増加の一途を辿る感があります。
これがまた銀行金融機関に飛び火して尚悪化する恐れがあります。
建設会社破産で不良債権を抱え込んだ地方銀行が次に槍玉に挙がっています。
足腰の弱い順に破綻の連鎖は起きます。またバブル崩壊時の悪夢が蘇ります。
暗い話ばかりで、なんか希望が持てる明るい話はないものですかね。