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日本10回目の国連非常任理事国に選ばれる

2008-10-19 09:48:03 | Weblog
国連は米露英仏中の5ケ国の常任理事国と10ケ国の非常任理事国によって運営されます。
非常任理事国の任期は2年で1年毎5ケ国が選出され交代します。
アジア、中南米、アフリカ、西欧その他で2国。これらの4地域からそれぞれ選出されます。
今回は日本。メキシコ。ウガンダ。トルコ。豪州の5ケ国が選出されました。
アジアからイランとの争いで158対32の大差で圧倒的10回目の当選です。
これで喜んでばかり居られません。日本は念願の常任理事国入りが、中国韓国等の
根強い反対で実現出来ません。
日本の国連分担金は19・468%と言う米国22%に次ぐ高額支払い国です。
何せ中国1・20%。露1・532%独8・662%英6・127%仏6・030%で
日本の分担金は英国、仏国、中国、露国の常任4ケ国の合計を上回る分担金を支払われ続けています。
おまけに米。英。露国は負担金を滞納して支払いが滞って居ると言う。
分担金の負担率で日本は随分注文をつけたが、その度常任理事国は冷たい扱いだっ
たと聞く。
しかし国連もやっと16・624%と言う大幅の値下げに踏み切ったらしいが他の
常任理事国の大幅負担との話は出てこない。
金だけ出して、口出すなとばかり、日本は冷遇されています。
日本の国連負担金は2億600ドル(286億円)です。
その他にPKOに454億円。WHOに300億円、インドネシヤ津波災害等に
1000億円、イラン紛争に50億円等・・沢山の出費をして居ます。
國の財政が破綻を来たそうと言う時に我々には見栄としか映らない、巨額な大金を
貢いで居るのです。
勿論世界平和維持のため、応分の貢献は大切です。
しかしそれに見合った待遇を受けていればの話です。
国連分担金を人口比やGDP(国内総生産)やGNP(国民総生産)により醵出して
多い國が常任理事国になれば、不公平がなくよいのではと言う説もあります。
いまの常任理事国が前の大戦の勝利国がなって居た経緯があります。
しかしもう加入国も192国に増え、すこし無理が有るのではないか?
特権意識で負担金は少なく、拒否権まで持って居ると言う現状はどう考えても
不合理に見えます。
我々の税金が有効に使われる様に私達も、もっと国連活動や負担金是正には立ち上がるべきではないのでしょうか?