日々好日

さて今日のニュースは

金融サミット開催

2008-10-20 19:03:50 | Weblog
後がない米国ブッシュ大統領がEUの議長国仏国サルコジ大統領と相談して
金融危機対策のため第1回緊急首脳会合(サミット)を米国で開く事にした。
主要8ケ国(G8)と新興市場国も参加し緊急危機収束に向け主要国首脳が協議行動に踏み切ると言う異例な会議が開催されます。
今年はサミット議長国で麻生首相が先日G8のサミット開催を呼びかけた時は
冷たい反応であったが、日本に異常な敵対心を燃やす仏国のサルコジ大統領から
今度は先を越された様です。
世界の金融危機の収束が図られるなら、どの様な形でも結構な事かもしれませんが、何か日本はのけ者された感じで嫌な気分です。
もっとも、米国プッシュ大統領から麻生首相には相談が有ったと云うが、事後相談
のきらいが否めません。
世界は金融危機がいよいよ実体経済に襲いかかって来ています。
前回の恐慌が金融機関の破綻から、実体経済の売り上げ減、景気後退、破産、失業リストラと悪い方に連鎖が始まり恐慌と云う地獄が始まりました。
過去の恐慌で学習した人類は果たして、各国は認識して手を取り合って協議行動が
とれるか?
今回の金融サミットはサルコジ大統領が、これは世界全体の危機だから、危機の
震源地であるニューヨークで首脳会議を開き解決策を協議しようと説得力のある
提案で開催される事になったと云う。
金融危機に対し公的資金の注入に及び腰の米国どうにか重い腰を上げたが、時すでに遅く、成果が上がらず、尚大量の資金注入や金融経済の再構築が迫られて居ます
金融経済危機は投機筋が油穀物等の先物投機から手を引いて、今やWTIで  は1バレルで70ドル付近を上下して居ると言う。
確かにこの頃のガソリンは大分下がった様です。結構な事です。
問題はこれからの景気不安に対する買い控えで物が売れなくなり、景気後退倒産
失業リストラを招きはしないかと云う恐れです。
金融危機や株安ドル安等は金持ち達の話で我々庶民には関係ないと言う感覚が本音ですが、これはとんでも無い考え違いです。
では我々に何が出来るのだろうか?金持ち連中が立ち直る様に我々が犠牲になれば
この金融危機を抜け出せるのでしょうか?
じゃんじゃん公的資金を投入して國の借財を殖やしツケを次世代にまわしますか?
云える事は米国はもっと本腰を上げて金融危機を収束させて貰いたいと言う事です