日々好日

さて今日のニュースは

泰山鳴動ネズミ1匹?

2009-07-01 19:53:00 | Weblog
あれだけ大騒動し、衆院選体制の党人事を目論んでいた麻生首相も森元総理を始め
派閥最大の町村派からソッポ向かれては断念せざるをえません。
結局とってつけた様な一部閣僚の補充で終わってしまいました。
重要ポスト財務。経済財政。金融担当と兼任の与謝野財務相から経済財政担当大臣を外して林元防衛相が任命されました。
またもう一人の佐藤総務相から、国家公安委員長。沖縄。北方防災担当が外されて林自民党幹事長代理が任命されました。
注目の東國原宮崎県知事の処遇や、党人事は見送るされた様です。
認証式は今日2日に行われといわれるが、麻生首相は思惑通り事が運ばなかったので憮然とした記者会見で、一言も党人事に着手するとは云ってなかったとシラを 切って居ます。
今までの騒動は一体何だったのか?将に泰山鳴動ネズミ1匹で、泥舟に引きずり 込まれた新任閣僚まったく同情申し上げます。
麻生首相支援自民党幹部の反対に遭い、党内の反発を考慮し自らの構想を取り下げねばならなかった、麻生首相さぞかし口惜しかった事でしょう。
森元総理に2時間も説得され人事権を取り上げられたも同然では今後は、町村派の
傀儡になる他はなく、解散権すら行使出来ず、静岡知事選東京都議選次第では、
詰め腹を切らされる可能性すら出てきました。
是を見越してか2009年度シーリングの閣議了解は1ケ月前倒しで決定しました
過去最高の52兆6700億円と言う借金まみれの概算基準です。
08年度は税収等収入が予算より少なく7千億円余りの歳入欠陥を出したと言う。
厳しくなる税収と社会保障費を始め膨大する経費益々身動きのならない事態になり
つつある様です。
この様な緊迫した状況で、今度の様なドタバタ劇はどうかと思います。
麻生内閣もこの際腹をくくって、一度国民に信を問う賭に出てみては如何かな?

日本人が足りない

2009-07-01 09:07:09 | Weblog
昨晩BSフジのプライムニュース特番で「日本人が足りない」と云う少子化対策
の特集を放映していました。
現在日本は1億2千万人を超える人口であるが、年々人口減少傾向にあって恐らく
2046年頃には人口は1億人を割り9938万人になるであろう。
また2100年頃の日本の人口は、6000~4000万人位になる事が予想されると言う。
是では日本は活力がなくなり、衰退し滅亡の危険性が出てきます。
今のうち何らかの対策を打つ必要性があると言う趣旨の番組です。
人口減少の最大要因は日本全体が子供を産まない、いや産めない体制になり少子化
現象が進んで居ると分析しています。
若者達の未婚や晩婚は経済的に充分な収入を得られないとか、結婚オンリーの考え方が変化した事。男女の出会いの機会が少なくなった事。女性の社会進出が進み
管理職の女性が多くなり、仕事優先になった事。また女性は「上方婚」を望みそれに答える男性が少なくなった事等々・・で結婚そのものが減少傾向にある。
日本では婚外子は法的に差別され世間でも余り認知されてない状況です。
日本では結婚しないで子供を産むのはまるで破廉恥行為ととられて居ます。
欧米では少子化対策の一環として婚外子の差別が無くなり成功して居ると言う。
余り褒めた事ではないが、日本も考え方を少し修正する必要がありはしないか?
次に結婚しても何故子供が少ないかと言う問題が有ります。
大体結婚して希望する子供の数は2・3人であるが、現実は0・8人しかない。
理由として出産後の復職が困難である。二人の収入で子供の養育費が賄えない。
不十分な保育園等で待機児童問題がある。高額な教育費の事で子供が産めない。
等々・・・が主な理由の様です。
現在日本で子育て予算と言われるのはGDPのわずか0・8%で4兆円余りです。
是が欧米ではGDPの2~3%が子育て予算に充てられて居ます。
如何に日本では子供の事が疎かにされて居るか、判ります。
日本は今最大の高齢化対策に忙殺されてそれどころでは無いと言うのが本音です。
高齢者対策と少子化対策は70対4の割合と言われます。
政府は「安心子育て支援」として政策を実行していますが、まだまだの感です。
保育園問題も幼稚園との一元化が検討されていますが、文科省、厚労省、総務省
等複雑な利権が絡み仲々実現不可能です。
また保育園の許認可問題にしても、「國の義務ずけ」廃止は地方分権問題と関連し
仲々捗りません。
もっと無認可保育園でも民間保育園を増やせば待機児童の問題は解消して、安心して母親は働けるのではないでしょうか?
兎に角少子化問題は、経済政策が最重要ではあるが反面、社会政策の必要性も叫ばれます。
日本の人口減対策として移民問題が浮上して来るが、諸外国に比べ単一民族国家と
云われ言語や気風も閉鎖的で爆発的増加は望めそうも無いが、将来的には10人に1人位の外国人が居る国家になる可能性は有りそうです。
我々が次ぎの世代にバトンタッチしていく為には、私達一人一人の意識改革が必要になって来て居ます。
輝かしい未来の日本発展のためにも、問題解決が急がれます。

党役員人事明日断行?

2009-07-01 07:49:21 | Weblog
今になって党役員人事や閣僚の差し替えは誰が考えても納得出来ない事です。
当然自民党内で反対の声が巻き上がって居るが、麻生首相は明日党役員人事と閣僚の
差し替えを断行する意向と言われます。
激化する麻生降ろしや反麻生対策ではとも云われて居ます。
目の先の自分の事しか考えない若手議員や、覇権を狙う自民党古老議員が様々な
思惑で動いて居る様です。
これに対し、麻生首相の深い読みと勝算があって行われるのでしょうが、何か泥縄的手法に
見えて余り感心出来ません。
今云われるのは、幹事長人事と選挙態勢の立て直しと言われます。
細田幹事長と保利政調会長が財務相等閣僚への転出が噂されて居るとか。
新幹事長には最大派閥の領袖町村元官房長官や桝添厚労相。菅選対副委員長等が 
候補に挙がっています。
麻生内閣を支えている最も頼りになる人達でもあります。
古賀選対委員長と、広報を一手に引き受けている笹川総務会長は続投の模様です。
新政調会長には桝添厚労相や石破農相や園田政調会長代理の昇格等が噂されて居る
と言う。
一番の関心事は、東國原宮崎県知事が閣僚として総務相等に、任命されるかと言う事です。
党内の反対を押しての強行はないと思いますが、もしあればそれは危険な賭としか
思えません。
恐らく、麻生首相にも東國原宮崎県知事にとっても得る事より失う事の方が多いのでは無いでしょうか?
利に聡く頭の良い東國原宮崎県知事が歩の悪い選択をする筈がないが、政治の世界
は我々の考えの及ぶ処ではないので、古賀選対委員長と何らかの密約がないとは言えず
可能性も残されて居ます。
何れにしても、明日になれば判る事ですが、これで解散総選挙は早まったのではとの専らの噂です。