日々好日

さて今日のニュースは

いよいよ解散選挙か

2009-07-13 22:37:34 | Weblog
自民党麻生首相は惨敗した東京都議選は国政戦挙とは違うとばかり、直ちに解散
する気で居たが、自民党幹部との話し合いで押し切られ7月21日解散8月30日投開票する事を明らかにした。
処が是は両院議員の合議を得てない決定だから、党内は右往左往各派閥はアチコチで会合を開き対応に追われて居る様です。
総裁戦前倒しで顔を換え選挙に臨み何とか生き残りたい議員の命がけのアガキです
党員は何故解散が今なのか?任期までどうして待てないのか?理解出来ない事も
判る様な気がしますが、この流れは、派閥のため議員個人のためが最大関心事で、肝心の国民に向けての説明が為されてないのが残念です。
今選挙を強行すれば集団自殺とさえ言われるが、あえて解散に踏み切ったのも一つの選択でしょう。
恐らく麻生首相のプライドが使い捨てを許さなかったのでしょう。
民主党は予定通り衆院に内閣不信任案を、参院に麻生首相問責決議案を提出しました。
議会は明日で事実上終了です。
解散するには全閣僚のサインが必要ですが、麻生内閣の支え手である与謝野財務相
がサインを渋っていると言う。
是は与謝野財務相の地盤である不敗の東京中央区で、自民党議会議員のドンと言われる候補者がわずか10日前に出馬決意した民主党候補26歳の若造に簡単に敗れた事実を突きつけられれば無理もありません。
恐らく自民党の大物代議士にもこの事実が起きる可能性があります。
麻生内閣の閣僚の中で何人かが恐らくサインしないのではと言われます。
そうなると総辞職が不可能になり解散選挙は出来ないのではと思われます。
まだまだ未解決事項が一杯あってスッキリと解散には行かないのでは?
強固に反対する中川元幹事長や武部元幹事長。塩崎元官房長官等一派の不気味な動きは党内分裂や解散後離党の動きも見られ予断は許さない様です。
まだまだ不確定要因が多く見受けられ本当に21日解散が出来るのか?
仲々直ぐには信じられそうにはない。




自民党都議戦惨敗

2009-07-13 08:08:06 | Weblog
予想されていたが是まで自民党離れが進んで居たとは意外でした。
自民党は大体38~48。民主党は34~53。公明党21。共産11との予想でしたが、
実際は自民党38。公明党23全員当選。民主党54。民主系3。共産党8。です。
注目すべきは、38選挙区で民主党がトップ当選した事、1人区で自民党が軒並み
に敗退した事。公明党は全員当選を果たした事。共産党が3議席減らしその他も
大きく減って自民民主の対決図式になった事です。
都議選と国政は幾ら違うと抗弁しても、都民は自民党に失望し兎に角東京からでも
CHANGEして一度民主党にやらせてはと言う願望がこの結果になったと言って
も過言ではないと思います。
自民党の重鎮の一人が今回の惨敗は自民党内部のゴタゴタが原因の一つだと
列挙して居たが、状況判断が甘すぎると言う説には賛同出来ます。
確かに麻生降ろしや、東國原宮崎県知事担ぎ出しで世間の嘲笑を浴びた件。麻生首相の
人事権すら奪われ只お飾りに過ぎない様な事態になった事等々・・
すっかり世間は麻生離れをしてしまって居ました。
それにやるやると言って一向に出来ない解散とうとう今日までのびのびになって
しまい国民の不満は相当溜まって居る様です。
都議選の流れは即衆院選とリンクして居る。
今自民党の選べる選択は、名誉ある退陣(?)で新しい総裁の下選挙に臨む。
麻生降ろしで看板を換えて選挙に臨む。麻生首相のフリーハンドで解散権を行使する。
何れも最悪のシナリオです。
退陣も麻生降ろしも政権投げだしが3回続いた事になります。
ましてや今解散は集団自殺とさえ言われて居ます。
中川元幹事長等中堅議員は麻生首相の名誉ある決断をと退陣要求です。
同じく若手議員も総裁選の前倒しで看板換えて選挙をと推進派が多い。
これに対し今は時期が悪い古老議員達は先延ばしの選挙をと言う。
また麻生支持派も解散権を出来るだけ封印し先延ばし、しようと躍起です。
これに対し麻生首相はどう判断するか?
民主党は今日にでも、内閣不信任案を衆院に、麻生首相問責決議案を参院に
上程して審議をする積もりらしい。
民主党は今回の東京都議選で相当自信をもって、政権交代が確実化したと確信した
模様です。
果たして国民全部が民主党に将来を託して呉れるか?
それとも日本人独特の「不変信仰」が矢張り安全な自民党を選ぶか?
国民は今大きな分岐点に立たされて居ます。
さて麻生首相はどう判断するのだろうか?