日々好日

さて今日のニュースは

内閣不信任案否決される

2011-06-02 15:33:33 | Weblog
昨夜内閣不信任案が衆議院に提出されてから政界は緊迫の度を強めた。

処が急遽鳩山氏と菅首相との会談で震災復興基本法の成立と二次補正予算の目途が
立てば辞任すると言う総理の言葉を引き出したと言う事で、様相は一変してしまった。

そして採決前に民主党の代議士会を開かれ、其処で菅首相が所信を発表しました。

まず今後とも震災復興や原発事故対策に最大限の努力を続ける事。
決して民主党を壊す様な行為はしては不可ない事。
絶対自民党に政権を渡してはならない事。

この三点を守り今後震災復興の目途がついたら若い世代に変わって頂く事もあると
退陣を仄めかしました。

是に続いて行われた衆院の内閣不信任案決議は、賛成の白木札152票です。

反対の青木札は293票となり絶対多数で否決されました。

心配された造反の賛成票を投じた民主党議員は2票でした。

ただ小沢氏を含む当初賛成票を投じると息巻いて居た民主党議員31名は棄権した。

有る意味では是はれっきとした造反ですので執行部がどの様に扱うか注目されます。

今回共産党等は後の展望もなくただ単に菅首相を止めさせたいと言う自民党の主張には
ついて行けないと棄権をしました。

民社党も同じで賛成は自民公明みんなの党立ち上がれ日本と無所属の数人と民主党議員
2名でした。

当然堂々と賛成票を投じた民主党議員は勿論除名でしょう。
又政務三役を辞任して賛成こそ投じなかったが欠席した民主党議員等の処遇は?

又今回を大きく分けた鳩山氏の約束も執行部は震災基本法の成立と二次予算案の目途
がつけば退陣するとはハッキリ言ってないで検討すると認識して居るとの事でその点
もどうもハッキリして居ない様です。

又退陣の時期をぼかし明言して居ない事、是だけ退陣する事を仄めかしたらもう内閣は
死に体で、誰も相手にして呉れないのが常識です。

だれが先の無い内閣の言う事を信用しますか?

自民党が言う対外的にも問題が生じて来るでしょう。

自民党は菅首相が在任中は、予算を絶対通さないと、意地悪をする事で内閣の命を奪う
算段です。

菅総理退陣のコールが巻き起こるのを待つ戦法でしょう。

菅総理の不徳の致す処です。

何処でボタンのつけ間違いをおこしたのやら。

是じゃ被災地は堪ったものではない。

造反した議員の処遇。民主党を守り抜く気概。如何に震災復興と二次予算案の目途をつける
か、今後大きな課題を背負って政局は今後益々混迷の度を深めて行くのではないか?




大義無き内閣不信任案提出される

2011-06-02 07:27:51 | Weblog
自民公明党は、党首討論で東日本大震災対応を激しく非難した後退陣を迫り
立ち上がれ日本等の野党と共同提案で内閣不信任案を提出しました。

予想されて居た事ですが、矢張り現実のものになると緊迫度が違います。

今回の内閣不信任案は被災地復興優先に竿をさす背信行為とも言われ、党利
党略のため、民主党の冷や飯喰い達の不満を当てにした大義なきものと言うの
が専らの通説です。

今は司法から裁かれるのを待つ身で、党活動も制約された小沢氏を担ぎ出して、
又甘い汁を飲もうと言う有象無象の先生達が野党提出の不信任案に賛成票を
投じると言う。

自分は民主党のために政治活動をして居るのでないと、しゃしゃと抜かす
大臣経験議員。
自分の利権のための政治活動と言わぬばかりの言い分には、ただただ呆れる。

民主党として共に日本を良くしょうと言った言葉は偽りだったのか?

小沢氏は前回同様壊し屋の本領発揮でまたもや野党提出の内閣不信任案に
賛成して壊すつもりらしい。

小沢氏は大半の国民から見直しを迫られて居る民主党マニフエストの4K政策。
所謂高速無料化。こども手当。高校授業料無料化。農家戸別所得補償
等を固くなに主張し貫徹の構えです。

是は既に財源問題で修正せざるを得ない状況を決して認め様としません。

除名されても、また新党を作るらしく、國の事等考えては居ない様だ。

本当に困った議員先生達だ。

まあ選んだのは我々国民だから仕方ないと言えば仕方ない事です。

どうやら民主党造反数も相当な数になりそうで、不信任案が否決されても
されなくても、総辞職か解散総選挙は免れないのではと言われています。

もし解散に打ってでたら、被災地はどうなるのだろうか?

とても今国政選挙をまともに出来る余裕は無いはずです。

被災地だけ外して総選挙なんて出来る筈がないし・・・

何れにしても今日昼過ぎ大勢は決まる様です。

問題は民主党の造反者の数です。

これで政局が大きく変わる可能性が出て来ました。

激情に駆られて私見を書いてしまいました、シロウトのたわごととお聞き流し
願いたい。