東日本大震災で起きた福島原発事故は忽ち世界中を駆けめぐり原発の
恐ろしさに警鐘を鳴らしました。
早速ドイツが稼働中の17基の原発のうち暫定的に7基を停止した。
2022年までには脱原発計画完全実施を宣言しました。
その為太陽熱発電等の国家事業を大規模展開する旨発表した。
しかしその反面不足電力は原発依存のフランスからの輸入に頼り、
今後益々増える様相だとか。
又不足分は従来の石炭発電に頼る他はなく、石炭の確保やCO2の増加
産業界への影響や電気料値上げなど様々な懸念事項が増えて来たと言う。
其れよりも世界の原発推進派に大きなショックを与えたのはイタリアの国民投票
で、原発政策にNOを突きつけた事でしょう。
イタリア政府はソ連チエルノビイリ原発事故でいち早く5基あった原発を
停止させ廃止処分にしました。
処がベルルスコーニ政権になって産業界の押し上げで原発再開へ政策変更を
表明しました。
国民はこれに反対し裁判の結果国民投票で決する事になりました。
是まで国民投票は投票率が過半数に足らず不成立となって居て今回もまた
その様になるとイタリア政府や産業界は踏んで居ました。
処が今回の日本の福島原発事故で急速に反対が増え投票の結果94・5%が
原発反対で投票率も57%となり原発推進反対が決定しました。
が此の國も、不足電力は原発によるフランスから電力輸入をしています。
今後産業界は電力不足を懸念し財政的にも苦しくなる事は間違いない。
一方58基の原発で電力の75・2%を賄い近隣国へ余った電力を輸出して居る
フランスですが、此処も原発反対の国民運動は盛り上がって居て何れは原発依存
に対する見直しを迫られる事が起きる可能性が高まってきました。
現在原発を100基以上稼働させ世界一の原発国の亜米利加ですが、此処もかって
スリーマイルの原発事故発生の経緯があって、可成り原発には拒否反応があります。
ただ米国産業界の力は強く国民の世論を抑えて居ますが、いずれ見直しの時が来るのでは
と推測されます。
是は何も外国の話しではなく日本では切実な問題として今注目されて居ます。
日本の原発は57基が比較的財政基盤の弱い自治体に、補助金引き替えに設置されて
居ます。
財源の逼迫した自治体にとっては原発は命の綱でも有ります。
住民の命と引き替えに自治体を維持して居ると言われても過言ではありません。
設置された自治体住民は自分たちが使わない原発を何で命引き替えに設置されねば
ならないかと大変疑問が多いと思います。
しかし國はそれ相当の手当てはして居るので恩恵を受けて居て当然と言うでしょう。
日本で地域住民の反対が弱いのはその点が大きく関わるのでしょう。
現在関係ない他地域の人達が危険だ危険だと騒いで居るのが現状です。
これはシツレイ。
安全神話が壊れた原発事業は少なくとも見直しが必要である事は否定出来ません。
ただこれに代わる発電方法があるか?
原発は発電単価が安く、しかも大量発電が可能で、CO2問題等の起きない理想的
発電であります。
ただ問題は人間の力で制御が難しい原子力を利用するので扱い方を間違えると大量
殺人が可能と言う大変危険なシロモノです。
今までは十分に制御出来るから安全だとの政府の言い分を信じて原発は設置されて
来ました。
処が政府の言う想定外の災害の前では人間の力は脆いものです。
次々と手違いが起きて放射線汚染が広がると言う事態になりました。
それでいっその事原発は廃止してしまえと言う反対運動が起きて来た。
処が今度の原発事故で、電力供給不足が生じ、関東では計画停電と言う苦肉の策で
一時凌ぎをして、節電で急に街の灯りが消え電車等間引き運転が実行されました。
工場の生産ラインが止まり製造業界は混乱し世界的に波及して行きました。
これがまた日本経済に悪影響を及ぼし折角希望の灯りが出て来た矢先の暗転です。
私達は豊富な電力を浪費するクセがついてしまい其れが命と引き替えに作り出された
ものと言う事を忘れて居た様です。
日本経済の将来や国民の命と快適社会生活を天秤にかけて国民一人一人が原発に
ついて見直す時が来たのではないでしょうか?
PS
日本では原発の寿命はハッキリ設定されて居ません。
今回爆発事故を起こした福島原発1号機は設置されて40年経過し既に設計寿命に
達して居たと言う。
通常原発は13ケ月から24ケ月一回簡単定期検査が行われます。
設置後30年経過した場合は原子炉を停止して安全性の評価と点検が行われます。
そして自治体の許可を得て稼働する事になって居ます。
現在この30年経過の検査を受けてないのが関西美浜の2号機が一番古くそれに続いて
九電の玄海1号機が停止されずに稼働して居ると言う。
しかし玄海原発は炉の検査が済み自治体の許可が下りて再稼働すると言う情報もある。
何れ今後40年経過した原発は存続が見直される事になりそうですが、その時
新たに原発を増設するかの問題が起きて来そうですね。
恐ろしさに警鐘を鳴らしました。
早速ドイツが稼働中の17基の原発のうち暫定的に7基を停止した。
2022年までには脱原発計画完全実施を宣言しました。
その為太陽熱発電等の国家事業を大規模展開する旨発表した。
しかしその反面不足電力は原発依存のフランスからの輸入に頼り、
今後益々増える様相だとか。
又不足分は従来の石炭発電に頼る他はなく、石炭の確保やCO2の増加
産業界への影響や電気料値上げなど様々な懸念事項が増えて来たと言う。
其れよりも世界の原発推進派に大きなショックを与えたのはイタリアの国民投票
で、原発政策にNOを突きつけた事でしょう。
イタリア政府はソ連チエルノビイリ原発事故でいち早く5基あった原発を
停止させ廃止処分にしました。
処がベルルスコーニ政権になって産業界の押し上げで原発再開へ政策変更を
表明しました。
国民はこれに反対し裁判の結果国民投票で決する事になりました。
是まで国民投票は投票率が過半数に足らず不成立となって居て今回もまた
その様になるとイタリア政府や産業界は踏んで居ました。
処が今回の日本の福島原発事故で急速に反対が増え投票の結果94・5%が
原発反対で投票率も57%となり原発推進反対が決定しました。
が此の國も、不足電力は原発によるフランスから電力輸入をしています。
今後産業界は電力不足を懸念し財政的にも苦しくなる事は間違いない。
一方58基の原発で電力の75・2%を賄い近隣国へ余った電力を輸出して居る
フランスですが、此処も原発反対の国民運動は盛り上がって居て何れは原発依存
に対する見直しを迫られる事が起きる可能性が高まってきました。
現在原発を100基以上稼働させ世界一の原発国の亜米利加ですが、此処もかって
スリーマイルの原発事故発生の経緯があって、可成り原発には拒否反応があります。
ただ米国産業界の力は強く国民の世論を抑えて居ますが、いずれ見直しの時が来るのでは
と推測されます。
是は何も外国の話しではなく日本では切実な問題として今注目されて居ます。
日本の原発は57基が比較的財政基盤の弱い自治体に、補助金引き替えに設置されて
居ます。
財源の逼迫した自治体にとっては原発は命の綱でも有ります。
住民の命と引き替えに自治体を維持して居ると言われても過言ではありません。
設置された自治体住民は自分たちが使わない原発を何で命引き替えに設置されねば
ならないかと大変疑問が多いと思います。
しかし國はそれ相当の手当てはして居るので恩恵を受けて居て当然と言うでしょう。
日本で地域住民の反対が弱いのはその点が大きく関わるのでしょう。
現在関係ない他地域の人達が危険だ危険だと騒いで居るのが現状です。
これはシツレイ。
安全神話が壊れた原発事業は少なくとも見直しが必要である事は否定出来ません。
ただこれに代わる発電方法があるか?
原発は発電単価が安く、しかも大量発電が可能で、CO2問題等の起きない理想的
発電であります。
ただ問題は人間の力で制御が難しい原子力を利用するので扱い方を間違えると大量
殺人が可能と言う大変危険なシロモノです。
今までは十分に制御出来るから安全だとの政府の言い分を信じて原発は設置されて
来ました。
処が政府の言う想定外の災害の前では人間の力は脆いものです。
次々と手違いが起きて放射線汚染が広がると言う事態になりました。
それでいっその事原発は廃止してしまえと言う反対運動が起きて来た。
処が今度の原発事故で、電力供給不足が生じ、関東では計画停電と言う苦肉の策で
一時凌ぎをして、節電で急に街の灯りが消え電車等間引き運転が実行されました。
工場の生産ラインが止まり製造業界は混乱し世界的に波及して行きました。
これがまた日本経済に悪影響を及ぼし折角希望の灯りが出て来た矢先の暗転です。
私達は豊富な電力を浪費するクセがついてしまい其れが命と引き替えに作り出された
ものと言う事を忘れて居た様です。
日本経済の将来や国民の命と快適社会生活を天秤にかけて国民一人一人が原発に
ついて見直す時が来たのではないでしょうか?
PS
日本では原発の寿命はハッキリ設定されて居ません。
今回爆発事故を起こした福島原発1号機は設置されて40年経過し既に設計寿命に
達して居たと言う。
通常原発は13ケ月から24ケ月一回簡単定期検査が行われます。
設置後30年経過した場合は原子炉を停止して安全性の評価と点検が行われます。
そして自治体の許可を得て稼働する事になって居ます。
現在この30年経過の検査を受けてないのが関西美浜の2号機が一番古くそれに続いて
九電の玄海1号機が停止されずに稼働して居ると言う。
しかし玄海原発は炉の検査が済み自治体の許可が下りて再稼働すると言う情報もある。
何れ今後40年経過した原発は存続が見直される事になりそうですが、その時
新たに原発を増設するかの問題が起きて来そうですね。