日々好日

さて今日のニュースは

戦後66年沖縄慰霊の日

2011-06-24 07:36:23 | Weblog
昨23日は沖縄で市民の四人に一人が」犠牲者になったと言う激しい地上戦が行われた
「沖縄戦集結した日」でした。

沖縄県では沖縄県条例でこの日は休日として沖縄県民は毎年慰霊して居ます。

今年で66回目の慰霊の日ですが、世界の状況は変わらずこの頃はまた物騒な世の中
になり出した様です。

日本の敗色が濃ゆくなった戦争末期、沖縄は膨大な米軍艦船に囲まれ雨あられと砲弾が
打ち込まれ、やがて米軍が上陸し掃蕩作戦開始で住民は焼き払われ追い詰められた住民は
自ら死を選ばされた。

その犠牲者の数20万人とも言われハッキリした数が未だに判らないと言われて居ます。

その後の沖縄はご存じ様に島の大半は米軍に接収され米軍基地となってしまいました。

日本政府は沖縄を人身御供に出す事で、戦争の免罪を得て許された様なものでした。

その後沖縄は日本政府に返還されたが依然として米軍基地は残りました。

そして日本は、驚異的発展を遂げ、やがて世界第二位の経済大国にのし上がって行き
ますが忘れられた沖縄は相変わらず基地の街で苦しんでいました。

世界の状況が米ソ対立から強調の時代になり、軍備関係も変化して来た。

米政府は世界戦略の見直しを迫られ、国内的にも軍備費の節減が求められて来た。

そんな中で在日米軍再編問題が浮上し、沖縄からグアムへ海兵隊撤去問題等が出て来た。

国内の米軍基地移転は米軍から色々の注文が出され其れを日本政府は全て呑み沖縄問題に
なった処で交渉が挫折した。

沖縄は、基地移転先は県外か国外移転を主張するが、米軍はあくまで沖縄駐留を希望します。

日本政府は住民の了解を取る事無く米政府と普天間基地移転先を辺野古沖合いで調印しました。

それからの推移はご存じの通りで未だに住民の了解を取る事無く頭ごしに交渉が行われ居ます。

米政府は沖縄米軍基地移転に伴う予算要求を留保し、日本の決定を待っています。

沖縄普天間基地移転の問題は益々混迷を深め日本政府も2026年までにグアム移転完了につき
諦めざるを得ないと言う防衛大臣のコメントまで出す始末です。

是では何時までも沖縄に米軍が居座り問題解決は先延ばしなって行く様です。

次の沖縄慰霊の日までには何とか明るい展望を期待したいものです。