日々好日

さて今日のニュースは

脱原発と電力会社総会

2011-06-29 16:37:30 | Weblog
全国の電力会社は昨日問題の東電を初め5社が株主総会を行いました。

そして今日浜岡原発問題を抱える中部電力会社を初め5社が続きました。

どの総会も脱原発の流れですが、どの電力会社の主要株主は日本経済界
や産業界を担う日本主要企業です。

出される脱原発案はいとも軽く否決され空しさを味合う事となった。

政府は国策として、安全で安価に・大量の電力を供給出来ると日本全国の
自治体の逼迫につけ込み莫大な持参金をつけ次々と建設して行きました。

今や全国の電力供給量の3分の1を占める程になった。

折からのダム問題や、地球資源の問題CO2の問題等を全てクリアするのは
原発を置いて他にないと将来は原発100基構想で計画されて居ました。

処が扱うのが原子力エネルギーです。

一歩扱い方を間違えると大量殺人となる大変ヤバイものです。

現在日本には54基の原発が設置されその内35基が定期検査等の理由で
稼働停止されて居ます。

今回起きた東日本大震災による福島原発事故は世界中に衝撃が走り脱原発
の流れは最早止め様も無い状況です。

政府や東電側は今回の事故は想定外の災害によって起きたものとも見解で
責任逃れをして居る様です。

ロシアのチエノブイリが供給電力が切れた場合の実験途中で起きた事故で
ある事からも如何に供給電力が重要かあ判って居た筈です。

処が日本では原発稼働中に電力停止等ある筈がないと言う考え方で設置されて
居ると言う。

これでは今回の地震や津波以外でも起こりうる可能性が指摘されます。

現在定期検査で稼働中止されて居る原子炉の再稼働にはその点綿密な検査を
行って欲しいものです。

何れはこの様な物騒な原発のお世話にならなくても安易に利用できる再生可能
エネルギィーが存在する筈です。

ただ今菅総理が使命を賭して動いて居る再生可能エネルギー買い取り法案はどうも
大半の人は頂けませんと言うのが本音ではないか?

何を血迷ったか総理

2011-06-29 15:35:34 | Weblog
ここ1週間ほどホリープの切除後、手術跡から出血し病院のベッド暮らしでしたが
やっと開放されて帰って参りました。

その間政界は思わぬ方向に動いて居る様でベッドの中からはらはらしながら観て居ました。

菅総理の再生エネルギー法案成立が優先との一声で、自民公明との暗黙の了解は崩れ去り、
二次補正予算案も公債発行特例法案等全てが白紙となりました。

処がする事に事欠いてプチ内閣改造と自民党から一本釣りで自民党議員を引き抜く要職につけ
ました。

一体この内閣改造人事に何の意味があったのでしょうか?

確かに新設された原発事故収束・再発防止担当大臣に細野首相補佐官を起用した事は頷けます。
また欠員が出た首相補佐官に蓮ほう行政刷新大臣を降格させて補助したのも判らないでもない。

復興対策担当大臣に松本防災担当大臣が任命された事も判らないではないが、何故今なのか?

どうもこの頃の内閣人事は菅首相の思入れで民主党との詰めもなく一方的に行われ居るのでは
と思われる節が多く見受けられる。

肝心の民主党執行部と相談も無く次々と決め一体どうする積もりなのか?

所詮自民党は野党だから情け無用と言えばそれまで、ですが、余り無茶すると纏まるものも纏まら
なくなってきはしないか?

一番困るのは我々国民です。

勿論対決して勝てる実力があれば言う事なしですが、残念ながら情勢はそんなに甘いものではない
のではないか?

巷では菅首相は無理を承知でごり押しして、終局は解散権で混乱に陥れようとして居るのではと
言う穿った考えもあるとか。

毒喰らわば、皿まででもう将来の事は構って居られないのでは・・・

自分の首を切る執行部に一泡吹かせて、居れるだけ居て首相の席は渡すまいぞの気持ちかも。

是では国民は堪ったものではない。

最早信用を無くした人の言う事は幾ら美麗字句を並べ立てても、もはや効果無しです。

笛吹けど誰も踊っては呉れなくなります。

この緊急時に対応出来ない方は即刻決断して頂きたいものです。