日々好日

さて今日のニュースは

呆れる官房長官談話

2011-06-09 09:07:27 | Weblog
昨晩の枝野官房長官の談話を聞いて唖然としたのは私一人ではなかった筈です。

官房長官とは総理大臣を補佐する謂わば女房役です。

その官房長官が現政権は世間が期待する程の実績を挙げて居るとは言いがたいと
言う趣旨だったかと思われる談話を発表しました。

確かにその通りですが、それをその儘言うアホが何処に居るか?

全く常識を疑ってしまった。

正直でヨロシイと言う人も居るかも知れませんが、官房長官役としては、どうか
と思います。

是も何らかの意図があって語られたのであれば納得です。

在任366日の菅総理

2011-06-09 08:07:27 | Weblog
昨日で菅政権は発足以来1年間を経過しました。

何でも戦後三位の長期在任の小泉政権後では、二番目の長期在任となったとか。

本当に次から次と、政権を放り出す総理大臣が続いたものと感心します。

最も1980日の小泉総理とは比べ物にならない366日と言う短さです。

そんな中に、菅政権は言うばかりで一向に実効が揚がらないと、言われながらも、
よくまあ是まで持てたものです。

一時は内閣支持率のデッドラインと言われる2割台を切り何時倒れてもオカシク
無いところまできました

適当なポスト菅候補が居ない事と、丁度その時国難と言われる東日本大震災が勃発し
挙国一致が叫ばれ、それどころでは無くなりました。

しかし如何にせんシロウト内閣の悲しさ、やる事する事、皆裏目に出て傷を広げて
しまいました。

その後の経過はご存じの様な、何時退陣するか?大連合が有るのか?等の大騒ぎに
発展してしまいました。

菅総理は是までの総理とは異質の総理だと言われます。

市民運動からたたき上げた人で、謂わば反権力でやって来た人が権力を握ったのだから
其処に流れる精神は是までの政治家さんとは違うのは当たり前です。

政治家が得意とする根回しや談合抜きの有る意味では理想的政治手法ですが、是が吉と
出れば良いが世の中そんなに甘いものではない。

次々と新しい政策を打ち出し号令を掛けるが下が動かない。
官僚を無視する、容赦なく叱責する、是では政治が上手く回る筈がない。

それでも菅首相を支える数少ないスタッフのお陰で、やってこれたのは奇跡と言われ
てもオカシクないと極言さえあるとか。

確かに是まで培った実務能力と、運でここまで伸して来たが、もう限界の様です。

本人はまだまだやる気充分ですが、身内からも見限られ、財界・政界や官僚からも
協力が得られない、今後立場は益々厳しくなって来るでしょう。

今や菅政権は「死に体」目前と言うのが国民の偽らざる感想です。