日々好日

さて今日のニュースは

どうなる沖縄海兵隊グアム移転

2011-06-16 10:19:59 | Weblog
米国上院軍事委員会は米政府が在沖縄米海兵隊グアム移転の履行計画を提示
しない限り国防予算からの支出を認めない事を申し合わせたとの事です。

在沖縄米海兵隊グアム移転は米政府の防衛戦略の見直しと、国防費節減と言う
大きな流れの中で在日米軍再編と言う事で2006年日米間で合意された。

その合意内容が先般告発サイト「ウイキリークス」で暴露され話題となりました。

日本政府は当時自民党政権で移転費全体を膨らさせて日本の負担比率を減らす様に
工作し、必ずしも必要でない軍用道路建設費10億ドル800億円を計上したと
言う事でした。

これは同盟国では有るが米軍の海外基地の外国軍事施設の整備費用を日本が負担する
と言う国際慣例にない様な屈辱的合意がなされた事が暴露されたものです。

日本の移転負担額は61億ドル4800億円と言う破格の経費です。
国内の基地整備費でなく海外の米軍基地の整備費の負担はどうあってもオカシイ。

しかも移転対象の海兵隊については兵員8000名家族9000名と発表されて居る
がこれはあくまで上限で実数はそれ以下と言う事らしい。

近年その実数は3000名とか4000名とか言われるのでこの話は事実と思われます。

だが現在肝心の普天間基地の移転問題は沖縄住民との話し合いがつかず、当初計画された
名護市辺野古地区は空に浮いて膠着状態です。

そもそもこの問題を作ったのは、自民党政権で、麻生政権時代この問題が再燃し早急な普天間
基地移転が迫られました。

とうとう解決出来ず政権交代となり鳩山氏が沖縄に良い顔をしたため余計日米間はギクシャク
し普天間基地問題は迷走し責任取った形で鳩山氏辞任された。

その後菅総理になってからはリーマンショック後遺症や今回の大震災等で棚上げ状態で、
沖縄と政府間は休戦状態になって居ます。

が何れ解決しなくてはならない大きな重要課題に間違いありません。

世界の流れに竿をさす訳には行かず、日米同盟のためにも早急解決課題です。

ボールは今日本側に渡されてどうするか米国政府は見守って居ると言うのが現状です。

今の菅政権では荷が重すぎてどうにもならない様だ。

早く新しいリーダーを選び決断が迫られるのではないでしょうか?

国会延長粘る菅総理

2011-06-16 07:24:34 | Weblog

今朝新聞紙上には第二次補正予算は2兆円規模。3ケ月国会延長の文字が踊って居ました。

これは民主党執行部が菅総理退陣に向けての環境整備に取りかかったとの専らの噂の様です。

しかし肝心の菅総理は早期退陣する考えは微塵もなく続投に異常な意欲を見せて居るとか。

先日もソフトバンクの孫会長等と話し合いを行い再生エネルギー促進法案の早期成立を訴え、
このエネルギー促進法案が成立するまでは決して辞任しない事を強調したと言う。

大変なご機嫌で、私の顔を見たくない人は一刻も早くこの法案を成立させて貰いたいと冗談
まじりに言い切ったとの話しが流されて居ます。

民主党執行部は2兆円程の小規模補正予算を早期成立させ、早く菅首相に引導を渡したい処
でしょう。

また2011年度当初予算を本格的に執行させるためには公債発行特例法案を早期に成立
させないと不可と言う事態に追い込まれています。

この法案成立に反対の自公明に対し、民主党執行部はこども手当の見直しに着手して何とか
自公明の協力を獲たい考えの様です。

ただ此に対しては民主党内では小沢氏を中心に強固な反対があります。

民主党執行部は国会を3ケ月延長し、是等の法案を成立させて菅首相の花道として退陣して頂く
算段の様です。

ただ此処で問題なのが国会3ケ月延長です。

9月まで会期延長は結構ですが、その間実りのある国会審議が期待されるか疑問です。
谷垣自民党総裁は、菅総理は信用出来ないので出された補正予算案等は全て拒否する事を明言
しています。

何が起きるか判らないのが政治の世界ですので政治力学でどの様に変化するか想定困難ではあるが
国会延長が、本当に意義が有るのか疑問に思えて仕方ありません。

また被災者や国民は、そっちのけで国会が空転して、無駄な国費浪費を増やすだけではないか?

国会延長するからには必ずや実りのある審議を約束して頂きたいものです。
それが出来ないなら、秋まで延ばし新しい顔ぶれで審議開始をお願いしたいものです。