日々好日

さて今日のニュースは

内閣不信任案否決の波紋

2011-06-04 09:39:22 | Weblog
日本の政界をひっくり返す一大事が起きるぞと見られた、今回の騒動は、
鳩山氏の出番で一応危機は脱したかに見えます。

処が菅首相と鳩山氏の間で辞める辞めないの騒動がもち挙がって来た。
一方は確かに聞いたと言うし,片一方はそんな事言った覚えがないと
言う始末だ。

文書を交わした訳ではないので、余人が口出し出来る事ではないが、一国の
総理大臣がペテン師呼ばわりされると矢張り捨て置く事は出来ない。

が国民にとっては、どっちもどっちと言う感じは否めません。

また今回切り札の内閣不信任案を提出して不発に終わった責任を谷垣総裁
にひっ被せる動きもあって、野党側も大変の様だ。

「死に体内閣」と酷評されてまで政権にしがみつきたいのか、と言うのが
一般的感覚ではないでしょうか。

しかし,共同通信社の緊急全国電話世論調査によると,意外と内閣支持率は
増加し33・4%になって居るのには驚きです。

菅首相の進退については、辞めるのが当然と言うのと辞める必要がないと言う
のは拮抗して居て僅かに辞めるのが当然が多かったと言う。

今回の民主党造反劇の張本人小沢氏へに評価は厳しく評価するは僅か7・8%
と言う低さで、9割は評価しないと言う回答を寄せた。

小沢氏の今後は、49・8%が離党し新党結成を望み,民主党に残り融和を図れ
と言うのは25・6%であった。

壊し屋小沢氏に対する国民の下した評価は可成り厳しいものだ。
裏切りを憎む、日本人独特の判官贔屓のなせる業なのかもしれません。

消費税引き上げに対する国民の回答は賛成が僅か9・9%でした。
どちらかと言えば賛成と言うのが33・4%で、どうにか理解を示したのは
賛成43・3%です。

是に対し反対が26・7%でどちらかと言えば反対が28・7%で反対が
55・4%と過半数を上回ります。

国民は一応総論賛成。各論反対の立場は崩して無い様です。

誰だって自分の生活が一番大切です。

政府が目論む社会保障と税一体化改革、国民はどの様な考えを持って居る
のでしょうか?

問題の次期リーダーの一番人気は因みに石破自民党政調会長だそうです。
次が民主党前原氏。枝野官房長官。岡田幹事長と並んで居るらしい。

どれもドングリの背比べで余りパッートしない様な気がします。

日本の政界に「ポスト菅」の本命不在とは情けない事ですね。