日々好日

さて今日のニュースは

どうなる原発事故の放射能汚染廃棄物中間貯蔵施設

2014-03-09 06:35:01 | Weblog

東日本大震災後3年になろうと言うのに東北被災地の復興は総体的には遅々として
進まずと言うのが現実だ。

中でも福島県は第一原発事故の二重パンチで余計深刻です。

第一原発は現在も汚染水の垂れ流し等が問題化されて進行形です。

また除染が進むに連れて除染廃棄物が多量に出てきて一時保管場所に山積されて
居ます。

放射能線量の高い焼却灰や廃棄物は別に仮保管場所に保管されて居ます。

國はこれらの除染廃棄物の中間貯蔵施設を第一原発付近の線量が高い自治体に
設置し、将来的には県外最終処分施設に分散する方針を決めて居ます。

兎に角中間貯蔵施設を早く決めなくては復活も復興もあったものではない。

國は昨年第一原発周辺19平方キロを、国有化して建設する案を、地元双葉・大熊
楢葉3町に提示しました。

しかし地元の反発を受け今年2月双葉・大熊2町へ集約する事と、用地の借地契約
等福島県は計画見直しを求めました。

此に対し國は施設の2町集約は了承したが、用地借地契約は拒否し国有化を固持。
理由としては施設が長期間にわたる事と安定した維持管理には国有化しかないと
判断した。

そのため国は国有化用地買いあげは価格引き上げで理解を得たい意向です。

ただこの価格も原発事故発生前のするか以後にするかでも可成り揉めそう。

政府は来年1月には中間貯蔵施設の使用開始を目指して居るが、今の処展望は
厳しい様ですね。