企業はコスト削減のためリストラを進め、短期雇用や契約社員で運用して来ました。
良質な労働力確保には正社員化が脚光を浴びてきました。
時を同じくし安倍政権はアベノミクス経済政策を打ち出して、所得アップ雇用拡大が
重要課題となり、そのため政府は補助金・支援金を出して企業をバックアップした。
その甲斐あって今年の春闘はベア獲得予想外の成果が出ました。
同時に契約社員の正社員化も進んで参りました。
まず日本郵政が4月から月給制の契約社員4700名正社員化する。
スターバックスコーヒージヤパンが4月から800名の契約社員を全て正社員化。
全日本空輸は客室乗務員の契約制度廃止。今春から全て正社員として採用。
ユニクログループはパート・アルバイト3万人の半分1万6千名を地域限定正社員へ
移行する。
斬新な商法で成長するユニクログループのファーストリティリングは今後2~3年で
半分を地域限定正社員化する意向。
同社は国内外で営業拡大して居るので地域での人材確保に地域限定社員採用に
踏み切った様だ。
店舗・勤務地限定の正社員には色々問題が多い様だ。
國も規制改革会議でジョブ型正社員の限定正社員を提唱しています。
限定正社員を初めに導入したのはユニクロと言われ今回更に本格的導入となる。
勤務地限定して、期間・昇給・転勤無しただ店舗撤収等で解雇されても文句は言えない。
正社員と非正社員の中程に位置する安定度の低い正社員である。
今後企業や國までも、この様な地域限定社員を導入して行く可能性が高いですね。