日々好日

さて今日のニュースは

再生エネ目標設定でエネ政府基本計画決まらず

2014-03-25 07:37:57 | Weblog

エネルギィー政府基本計画では、原発と再生可能エネルギィー割合目標を巡り
自民党と公明党で折り合いがつかず先送りになった模様。

公明党は原発の存続には理解を示し、核燃料サイクルの中核となる高速増殖炉
「もんじゅ」については研究目的で存続で大筋合意しました。
公明党はこれまで「もんじゅ」廃止を主張してきたが高レベル放射性廃棄物の量等
減らす「減溶化」「核不拡散」等の研究目的で存続する事で受け容れた様だ。

一方再生可能エネルギィーの数値目標について環境省側に立つ公明党は参院選
で公明党が公約したした総発電量に占める再生エネの割合目標を30%に設定す
べきと強く主張。

此に対して原発は現段階では基幹エネとして位置ずける経産省側の自民党。

お互いに譲らず3月末までの与党合意は見送られ4月以降の閣議決定にずれ込む
模様です。

環境省は9月ニューヨークで開催される「気候変動サミット」むけて再生可能エネの
比率を盛り込みたい意向です。

此に対して安倍首相の経済政策アベノミクスの成長戦略では原発存続は欠かせない
存在です。
再生エネ移行には理解を示しながらも再生エネ割合目標設定には異議をとなえると
言う事になって居る様ですね。

果たして決着はどうつくのでしょうね。


大阪市長選は一体なんだったのだろうか?

2014-03-25 06:42:18 | Weblog

大阪市議会が待ったを掛けた大阪都構想に市長選で市民の信任を得ようとして
橋下市長は出直し選挙を強行したが、、主要政党は候補者を立てず肩すかし。

大阪市民も醒めた目で対応その結果予想通り橋下市長が再選されたが投票率は
23・59%と4分の1にも満たない過去最低の投票率だったとか。
4人に一人しか信任していない市長さんと言うことです。

しかも何も書かない白票投票が全体の1割に当たる4万5千票もあった。
此は大阪市民が突きつけた橋下市長に対する無言の抗議とも取れます。

一応再選はされたが市民から信任を得たとは言い難いのではないか?

市議会に同調して反対はしないが、賛成もしないと言う意志表示なのか?
強引な政治姿勢の橋下市長に対する反発もあるのでしょう。

再選された橋下市長は大阪都構想推進の方針は変えず、今後都構想の設計図を
作る協議会から反対議員を外し設計図を早急に作成し今年秋都構想の賛否を問う
市民対象の住民投票を行う。
2015年春大阪都移行を目指すとしています。

橋下氏が住民投票に持ち込むためには府議会・市議会の過半数の賛成が必要。
しかし両議会とも野党が過半数を占め仲々厳しい様です。

其れに日本維新の会での橋下氏の指導力にも陰りが見え始め前途多難のようだ。

其れよりも大阪都構想は大阪府だけ問題で無く、地方分権問題や、道州制問題
とも絡む國の再編成と言う大きな問題を含み国会の審議が必要ではないのか?

構想としては二重行政を見直すと言うメリットもあり、大阪が東京都と肩を並べて
二大都市として立場が強化される。

しかし余りにも構想が大きすぎて、大阪市民も国民もついて行けない。
殆ど無関心ではなかったのでは?

橋下氏の一人相撲の感は免れない。

今回の大阪出直し選挙は一体何なんだったのでしょうか?