政府は選挙権年齢が18歳以上になるのを機会に投票率向上のため公職選挙法を改正
今国会で3月までに成立させて夏の参院選から適用出来る様にするとの事。
投票率向上と云えば聞こえはよいが、早い話し1票でも欲しいと言う、政治家の下心が
見え見えですね。
今回改正の要点は、現在選挙当日学校や公民館等選挙管理委員会が指定した所でしか
投票出来ない仕組みを駅や商業施設でも投票出来る様に改正する。
2点目が是まで子ども連れての投票はヤムを得ない場合を除き禁止されて居たが、今後
は幼児・児童・生徒・18歳未満の者も同伴OKとする。
まず初めの改正はこれまで自宅から遠いとか駐車場がない等の不満に対処し、駅や
ショツピングモール等商業施設に共通投票所を設ける事が出来る様にする。
是で駅や買い物のついでに投票が出来て自動車社会にも適合し全て良い事ばかりです。
問題の二重投票は指定投票所と共通投票所をオンラインで結び支障はない筈との事ですが
果たして巧く行くか少し心配。
しかし現在投票所は自治体が財政面や人出不足で減らす傾向にあるのに、是に逆行する
政策は、適用出来る自治体と出来ない自治体の格差が出て来そうです。
それに自治体は高齢化と過疎化や18歳未満の選挙権拡大で手一杯である。
今回の改正を適用出来る自治体は一体幾つあるのだろうか?
子ども連れは結構ですが走り回り騒ぐ子どもも出て来て、賑やかな事は結構ですが、少し
騒がしくなる可能性が出てきましたね。
尚期日前投票の時間は現在原則午前8時から午後8時までです。
是を自治体の裁量で最長午前6時半から午後10時までを設定出来る様にする。
総務省は何れも施行は18歳選挙権拡大と同じく6月19日を目指すとの事。