政府は地方創生政策とし、東京一極化解消、企業の本社機能地方分散には税制上優遇
で推進を行っています。
同じ様な理由で中央省庁等國機関についても移転する方向に決めた。
今回具体的に文科省の外局「文化庁」を京都へ移転する事を決めた様です。
また内閣府の外局「消費者庁」を徳島に移転する事となった模様。
これは京都府から京都や関西は国宝・重要文化が集中して居るので文化財行政上是非
にと云う強い要望があってもので文化庁でも文化財保護担当部局は京都が最適と云う
声があった。
ただ判らないのは何故消費者庁が徳島なのかですね。
何れも省庁側や関係団体の強い反発もあって組織丸ごとでなく、一部機能の移転となりそう。
是では中央省庁の地方分散が名目だけで、単なる現場機関を地方に設置すると云う事に
なるのではないか?
さて次はどの中央省庁が選ばれ、何処に移転するのでしょうね?
國は今後もこの様な方法で國機関の地方分散を叫ぶのでしょう。
是では地方創生には余り役立たない様な気がしてならぬ。