8月9日今日は長崎原爆の日です。
原子爆弾は、8月6日広島に落とされ3日後今度は長崎に落とされました。
この二発の原子爆弾で軍部はボッダム宣言の無条件降伏を決意したと云われて居ます。
人類史上初の原爆による洗礼は米軍に云わせれば戦争を早く終わらせ犠牲を少なくする
ためと云っています。
処が近年果たしてそうなのかと云う疑問が出て来ています。
瀕死寸前で降伏は時間の問題と見られて日本に対し敢えて米国は原爆投下に踏み切った。
開発間もない原子爆弾の実験のターゲットに日本が選ばれたのではないかと云う疑いです。
その証拠に広島にウラニュムを詰めただけのウラン爆弾を投下し、長崎にはより精度の高い
プルトニューム爆弾を投下した。
戦後米軍はいち早くABCCなる原爆被害情報収集機関を広島・長崎に設置し情報収集に務めた。
原爆投下で恨みの広島・祈りの長崎と言われて居ますが、両市とも原爆を憎む気持ちは同じ。
ややもすれば広島だけがクローズアップされ、長崎はその陰に隠れがちです。
被害状況からも其れは仕方ない事です。
広島は川が多く平地に原爆落下で被害甚大で即死者が多く出た。
それに較べ長崎は浦上と云う丘に落下したので、市街地を外れ被害は広島に較べれば少な
かった。
ただ長崎はプルトニューム爆弾のため即死者より後遺症で長年苦しみながら死にに行く人が
多かった。
長崎は土地柄キリスト信者が多くこれを神の試練と捉え信仰の糧とした人も多かった。
原爆投下は二度と遣ってはならない事です。
しかし年が経つに過ぎまた様子がオカシクなっ来た様だ。
被爆国日本も米軍に核の傘に庇護されて居る関係か、核兵器完全撤廃には慎重な態度を崩し
ません。
また人類はこの悪夢を再現するのではないか?
長崎の願いは世界に届くのでしょうか?