国家の金融政策によって地銀は皆景気に浮かれて居たが、日銀が企業への貸し付け拡大
を狙った日銀マイナス金利を導入してからオカシクなって来た。
日銀は地銀等がもっと企業が設備投資出来る様に企業への貸し出し拡大を狙って、従来
地銀の余裕金は日銀に預けて金利を稼いで居たのに逆に日銀が利子をとりマイナス金利
を打ち出した。
困ったのは地銀です。
先の見えない企業に貸し付けるべきか?日銀に利息を払っても地銀の安全を確保するか?
完全に日銀の狙いは外れ失敗し地銀共々苦境に立たされた。
この程東京証券取引所に上場されて居る地方銀行83社の、今年4~7月期の決算が
出揃いました。
其れによると全体の7割強の62社の純利益が減少して居る事が判明した。
一番の原因は日銀のマイナス金利で貸し出し利ざやが縮小した事が上げられる。
それに株価低迷・低金利で株式売却や国債運用収益も減少して来て居る。
地銀は何よりも地方のお得意様を守り育てる事ですが、収益が減って来てはそれは
出来なくなって来る。
地銀が貸し付け業務を忘れ、投資に走れば利益は得るが、地銀の存在が危うくなる。
地銀も大変厳しい運営を迫られて居るのですね。