日銀が景気状況を占う短観の9月分を発表しました。
短観は企業のトップ等が景気がよいと答えた割合から悪いと答えて企業
の割合を引いた数を指数化したDIで判断します。
大雑把でシンプルな方法ですが、これが意外と当たり貴重な判断指数と
して利用されます。
大企業製造業の指数はプラス22と前回5月から5ポイントも改善。
これはIT・スマホ関連が好調で生産用機械13ポイントアップで
プラス36、業務用機械15ポイントアップのプラス30が大きい。
大企業非製造業は前回と同じでプラス23。
建設・不動産横ばいで宿泊・飲食サービス7ポイント下落でプラス6。
が大きい。
中小企業全体は2ポイント上昇でプラス9。
中小企業製造業は3ポイント上昇のプラス10。
中小企業非製造業は1ポイント上昇のプラス8。
なお従業員過不足を示す雇用人員判断は全産業全規模で3ポイント
下落のマイナス28。
人手不足は深刻で3ケ月後の全産業原材料価格上昇と人手不足で
景況感悪化が見込まれるとか。
又為替相場でも大きく悪化が予想されると言う事の様だ。