日馬富士関の貴の岩関への暴行事件は日本相撲協会の不祥事事件となった。
この暴力事件の根底には、貴の花親方を目の仇とする白鵬関との確執がある
とも言われる。
また日本相撲協会改革を唱える貴乃花親方と、現状維持と白鵬関擁護側の日本
相撲協会八角理事長等との対立がある。
確かに白鵬関は実績をあげ立派な横綱と言われて居るが所詮モンゴルの出稼ぎ
力士ですから、横綱として兎角、品性が疑われる点が多い。
またこの頃は協会がコントロール出来ない程モンゴル力士会が力をつけて来た。
自分達だけで星の遣り取りを行って居るとの噂もある。
こう言った事に不満を持つ貴乃花親方に白鵬関が反感を持つのは当然です。
今回の事件がモンゴル力士である貴乃花親方の愛弟子である貴の岩関のイジメ
から端を発した様です。
相撲協会には除名・解雇・番付け降下・出場停止・減俸・譴責の6つの処罰
があるそうです。
暴力事件を起こした日馬富士関はいち早く除名解雇を恐れ自分から引退を申し
出て是を協会はすんなりと受け入れた。
又共同正犯とも言われる白鵬関等は減俸と言う軽い処分で済ませた。
又協会は被害者である貴の岩を悪者に仕立てあげ非難した。
この一方的処分に怒った貴乃花親方も又協会側から悪者に仕立て上げられる。
協会側はこの際、協会に反対する貴乃花親方潰しのよい機会と判断した様だ。
協会の遣り方は徹底して居た。
貴乃花親方の些細な事を取り上げ理事職を取り上げ追放し、名前だけの閑職に
追いやった。
今回この一連の協会の遣り方に対し貴乃花親方は大阪場所中全休を宣言して
協会出勤を拒否した。
また日本相撲協会を監督する内閣府に告訴状を発送し協会の立ち入り検査を
要求した。
しかし官僚はこの手の紛争を嫌うもの、結果は目に見えて居る様だ。
貴乃花親方は白鵬関の共同正犯として告訴も辞さぬ構えとも言われる。
破れかぶれの孤軍奮闘ですが、果たして勝ち目があるのでしょうか?