基本的には日本とロシアは、平和条約が締結されてないので、戦争状態である。
従って日本の念願の北方領土返還はまず平和条約締結が先となります。
ロシアは北方領土については、すでに解決済みで今更返す気はないが、日本の
経済支援は何とか引き出したいと言う魂胆が見える。
ロシアは北方領土問題を餌に、これまで日本から経済支援を取り付けてきました。
したたかなロシアにとっては日本は赤子の腕をねじるより簡単なものだったでしょう。
一応ロシアは北方領土2島返還で手を打とうとしたが大統領が変わり反故となった。
お互い国益のぶっつかり合いで肝心の平和条約締結は棚上げです。
今回シンガポールで開催されて居るASEAN会議で両首脳が会談した。
日本とロシアとの平和条約締結について話し合ったとの事。
プーチン氏は前提条件なしの平和条約締結はを先に提案して居ます。
これに対して安倍首相は北方領土問題を含む平和条約締結でないと意味がないと反論。
この平行線を何処で交差させるかが問題です。
今回会談で、日本とロシアは平和条約交渉を加速させる事で合意した様だ。
お互い遣りましょうと言う気があるが、ロシアは北方領土問題は解決済みで取り上げたく
ないが日本から何とか経済協力は取り付けたいのが本音です。
日本は何が何でも北方領土を含めた平和条約を早急に締結したいのが本音。
お互い変な妥協で後世に悔悟を残したくない、国運を賭けての交渉となり三すくみ状況。
ロシアとの平和条約締結は今後どうなるのでしょうね。