日々好日

さて今日のニュースは

医者の働き方改革で35年まで救急医等は特例で残業上限年2千時間まで容認

2019-01-12 10:10:21 | Weblog

厚労省は医師の働き方改革として残業上限等の原案を有識者検討会に提示しました。

医師の残業時間上限は一般労働者の同じく上限年960時間・単月100時間内とす。
地域医療に携わる緊急医等の残業時間は35年まで特例として上限2千時間まで容認。
医師養成の観点から集中的技能向上に携わる医者も特例で年間上限設定。時間は未定。
健康確保措置とし、勤務間インターバル・連続勤務制限・1月の上限超えは医師の面接
指導を義務付ける。

過労死の労災認定基準は月平均80時間とされて居るので一般労働者同様一般勤務医の
上限は年960時間とする。

ただこれを救急医に適用すれば救急医療体制の崩壊につながるので特例を設けて35年
まで残業時間上限は2千時間とする。

ただし終業から次の始業まで最低9時間の休息をとる事。
連続勤務は28時間までを義務付ける
1月の上限残業超えは医師の面接を受ける。
この決まりの実施は可成り難しいのではないか?

医師不足の現状で患者が生か死と言う時、規則で手術出来ませんと言えるか?
医者は2日位の連続勤務は当たり前の現状が変えられるのか?

僻地医療に対しても救急医療と同じ様な問題点があるのではないか?

医療関係では、難しい問題が山積して居ますね。

 


38年稼働の玄海原発いよいよ廃炉か?安全対策費多額に音を上げ九電年度内に結論か?

2019-01-12 08:35:42 | Weblog

全国で今稼働して居る原発は、玄海原発3・4号機、川内原発1・2号機,伊方原発3号機
高浜原発4号機、大飯原発3・4号機の8基です。

原発は原則運転期間は40年内と定められて居ます。
事故を出した福島原発1・2号機はすでに廃炉作業が進んでいます。
40年近く稼働の大飯原発1・2号機、玄海原発1号機は正式廃炉決定しました。

現在30~40年稼働の原子炉は、敦賀原発1号機、美浜原発1・2号機、高浜原発の
1・2号機、島根原発1号機1、玄海原発2号機の7基です。
美浜・高浜・玄海等が廃炉選択の対象になって居ます。

今回九電は38年稼働の玄海原発2号機を安全対策費が多額になると言う理由で1号機に
続き今年度内に廃炉を正式に決定する事とした模様。

原子炉は一たび稼働すれば安全対策費や維持費は莫大な費用が掛かりますが廃炉しても
膨大な費用と年月がかかります。
廃炉となった原発1号機の廃炉の費用は364億円と言われ終了まで何十年もかかる。
恐らく玄海原発2号機も同様の費用が掛かると思われます。

現在九電は玄海原発3・4号機が各118万KW発電。
川内原発1・2号機が各89万KW発電。
石炭発電の松浦発電所が100万KWで今年から発電開始するので玄海2号機はもはや用なし。
九電は今年度中に廃炉決定すると思われます。